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【鬱映画|スリラー編】胸くそ確定|後味最悪のサスペンス洋画16選

鬱なスリラー映画

映画は「ハッピーエンドで癒されたい!」って人、多いと思います。でも……たまには、あえて自分にムチ打って、心をえぐられたい夜もありますよね(・ω・)

そんなときに観たいのが、後味最悪な胸くそ映画。

今回は、これまでに約4000本の作品を観てきた“自称・胸くそ映画ハンター”の私が、『ああ…観なきゃよかった…』な15本を本気でセレクト

ただ鬱や胸くそな気分になるだけでなく、私が作品として面白いと思ったものを取り上げます。また、作品は随時更新していく予定です。

※ 紹介している作品はほぼU-NEXT見放題となっていますが、一部他サービスのみの作品も含まれています。

星の数でひと目で比較!

作品ごとに「完成度・ウツ・胸くそ」の3指標をつけています。あくまで私自身の主観ではありますが、比較の目安にどうぞ。

この記事で紹介している作品の配信状況は記事作成時のものです。鑑賞時にご確認ください。

ドラマ編とロマンス編はこちら。

【セブン】(1995)R15

【あらすじ】
キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた奇怪な連続殺人事件を追う二人の刑事を描いたサイコ・サスペンス(allcinema ONLINEより)

【キーワード】R15
#七つの大罪 #猟奇連続殺人 #箱の中身

完成度 ★★★★★★★★★
ウツ  ★★★★★★★★★
胸くそ ★★★★★★★★★☆

  • メジャーな鬱サスペンスの代表作と言えばまずこれ。デヴィッド・フィンチャーの名を世界に知らしめ、90年代サスペンス映画の代表となった1本。
  • ただ単に見る者をどん底に叩き落とすだけでなく、物語としての必然性で導かれるあのラストは衝撃で、サスペンスとしての完成度も群を抜いている
  • スタイリッシュな映像も魅力的で、猟奇的テーマながら露骨なグロ描写は意外にも少ない。「箱の中身」は、今でも映画ファンの間で語り草。
  • 劇中の陰鬱な雰囲気を作るため、街のシーンの多くはレインマシンを使って人工的に雨を降らせて撮影されている。
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【ザ・バニシングー消失ー】(1988)

【あらすじ】
ドライブインで忽然と姿を消した恋人。彼女を追い続ける男のもとに、3年後、犯人らしき人物から不気味な手紙が届き始め…。

【キーワード】
#恋人失踪 #犯人からの手紙 #執念の追跡

完成度 ★★★★★★★☆☆☆
ウツ  ★★★★★★★★★☆
胸くそ ★★★★★★★★★☆

  • キューブリックが「最も恐ろしい映画」と語った1本で、日本ではなんと30年越しに公開。S・ブロック出演の同監督によるハリウッドリメイクも。
  • 実は犯人は冒頭からわかる構成で、しかも向こうから主人公に接触してくるという珍しい展開。どこか“現実の事件っぽい不完全さ”が漂うのも不気味。
  • 犯人が妙に人間臭く、犯行を事前にエアーでシミュレーションする姿には一瞬笑ってしまうけれど、逆にゾッとする。
  • 血やグロ描写はほとんどないのに、ラストの鬱っぷりはトップクラスで「え、ここで終わり!?」と呆然。30年も前にチューリップの国・オランダで作られたとは思えない衝撃…。
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【ミスト】(2007)R15

【あらすじ】
激しい嵐が過ぎ去った町に不気味な深い霧が立ち込め、住民たちは身動きが取れなくなってしまう。やがて霧の中に潜んだ正体不明の生物が彼らを襲いはじめ……。(映画.comより)

【注意タグ】R15
#正体不明の生物 #濃霧 #スーパー籠城劇

完成度 ★★★★★★★★★☆
ウツ  ★★★★★★★★★★
胸くそ ★★★★★★★★☆☆

  • スティーヴン・キング原作による鬱映画の代表格で、ラストの衝撃はまさに満点級、観終わった後の気分はマイナス100と言いたくなるお手本のような1本。
  • とはいえ本当に鬱なのはエンディングで、それまではスーパーでの籠城劇やSFパニックとしても楽しめる展開になっている。
  • 非現実的な世界観なのでまだ距離を保って見られるものの、それでも油断は禁物で、とあるシーンで向けられる「あーあ…」という視線の冷たさはあまりに痛い…
  • 原作小説とはラストが大きく異なり、映画版の方がはるかに過酷な結末で、キング自身も「この結末は素晴らしい」と絶賛している。
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【ファニー・ゲーム】(1997)PG12

【あらすじ】
夏休み、湖畔の別荘に訪れた一家に、隣人のゲストだという、白い手袋をはめた2人組の青年が訪ねてくる。一見、礼儀正しかった彼らは、いきなり豹変。やがて家族を縛りあげ監禁してしまう…。(シネマトゥデイより)

【注意タグ】PG12
#家族 #2人の青年 #”禁じ手”演出

完成度 ★★★★★★☆☆☆
ウツ  ★★★★★★★★☆☆
胸くそ ★★★★
★★★★★

  • ラース・フォン・トリアーと並んで“鬱作品が多い”として有名な、ミヒャエル・ハネケ監督作品。2007年には、同監督によるリメイク作も。 
  • 本作が異質なのは、「それ映画でやっていいの(!?)」と言いたくなる”禁じ手”級の仕掛けがあり、これが見る者の”胸くそ”をさらに増幅。ストーリー性や整合性を求める人にはかなり不向き。
  • 物語の冒頭から、他の作品でも見たことの無い異様な空気感を醸しており『まちがいなく嫌なことが起こる…』という不穏さは抜群。
  • 撮影面では、残酷な場面をあえて直接見せず、長回しと画面外の処理で観客に想像させる作りが徹底。その“見せなさ”が逆に1番しんどい…。
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【スペイン一家監禁事件】(2010)

【あらすじ】
あまりにも非情かつ理不尽なストーリーと残酷な暴力描写でセンセーションを巻き起こしたスペイン発の戦慄のバイオレンス・ホラー。ある日突然、平和な一家を襲った残忍な強盗グループによる惨劇の一部始終をリアルなタッチで描き出す。(allcinemaより)

【注意タグ】年齢制限は不明。R15相当かと。
#家族 #強盗 #監禁

完成度 ★★★★★★★☆☆☆
ウツ  ★★★★★★★★☆☆
胸くそ ★★★★
★★★★☆

  • 『ファニーゲーム』と同じく一家が襲われる“侵入もの”ですが、こちらは現実的な生々しさが段違いで、ありがちな設定に見えて実はかなり当たりの1本。
  • 父親が犯人に連れられて金を下ろしに行く一方、家では母娘が監禁されるという2つの地獄が進行。さらに一部は画面分割で同時に描かれ(!)どっちも気になって全然休めない。
  • エンタメ一切なし!とにかく全編ずっとピリつきっぱなしで、「まだ続くの!?」と、観ているだけで体力を削られる…。
  • 劇中では「ヨーロッパでは10秒に1件押し入り強盗が起きている」と語られ、そのリアルさが本作の不気味さをより強めている。
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【サマー・オブ・84】(2017)R15

【あらすじ】
84年夏、アメリカ郊外の田舎町に暮らす好奇心旺盛な15歳の少年デイビーは、向かいの家に暮らす警察官マッキーが、近隣の町で発生している子どもばかりを狙った連続殺人事件の犯人ではないかとにらみ、親友のイーツ、ウッディ、ファラディとともに独自の調査を開始するが…(映画.comより)

【注意タグ】R15
#80年代 #少年たち #連続失踪事件

完成度 ★★★★★★★★
ウツ  ★★★★★★★☆☆☆
胸くそ ★★★★★★★☆☆☆

  • 80年代の田舎町で少年たちが“探偵ごっこ”を始めるジュブナイル × 連続失踪事件の不穏さが重なるギャップがいい。
  • 前半は青春もの+ご近所サスペンスとして気楽に見られるのに、ひと段落ついたあとの急旋回がえげつなく、「…今の、夢オチ(?)」と、一瞬フリーズ…。
  • サスペンスの中でもこんな落とし所は見たことがなく、その後味の悪さと残虐描写のインパクトは、強烈な余韻が。
  • ラストは当初もっとマイルドにする案もあったらしいですが、監督たちは“あの後味”を残すためにあえてハードな形を選んだ。
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【少年は残酷な弓を射る】(2011)PG12

【あらすじ】
恐るべき事件を引き起こした少年の母親が、幼い頃から自分に執拗な悪意を向け続けた息子との葛藤の日々と向き合い自問する姿を、緊張感溢れる筆致で描き出す。(allcinemaより)

【注意タグ】PG12
#母子 #敵意 #少年犯罪

完成度 ★★★★★★★★★☆
ウツ  ★★★★★★★★★★
胸くそ ★★★★★★★★★☆

  • 親が子を虐待する映画は多いですが、その逆に子供がここまで母親へ敵意を向け続けるという設定はかなり珍しく、異色の着眼点
  • まだ口の利けない赤ん坊のうちから母親を睨みつけ、まったく懐かない。それどころか、成長するにつれ”挑発”という形で母親に執着し続ける息子…。
  • そして最大の恐怖は、彼がここまで母親を追い詰める“理由”が最後まで明確に説明されないことで、その得体の知れなさが強烈な後味を残す。
  • 当時19歳だったエズラ・ミラーの中性的な美しさと静かな狂気は圧巻で、赤を印象的に使った映像演出や時系列を崩した構成も大きな特徴。
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【ブリング・ミー・ホーム 尋ね人】(2018)PG12

【あらすじ】
6年前に消息を絶った息子を捜し続ける看護師のジョンヨン(イ・ヨンエ)は、息子に似た子供を見かけたという目撃情報を手掛かりに郊外の漁村を訪ねる。(シネマトゥデイより)

【注意タグ】PG12
#子供の失踪 #翻弄 #全員悪人

完成度 ★★★★★★★☆☆☆
ウツ  ★★★★★★★★★☆
胸くそ ★★★★★★★★★

  • 邦画の子供の失踪ものが『ミッシング』ならば、韓国では本作。『ミッシング』が両親のドラマに焦点を当てた話ならば、本作はそのすべてを「胸くそ」に注ぎました
  • 「劇中で子どもに虐待はしていません」というテロップが出たものの、あまりのリアルさにSNSでは本当に虐待していると思っている方もちらほら…。
  • 残忍さ、嘘の情報、腐敗した人間関係など、あらゆる方向からの鬱と人怖には「このジャンルでここまでやる…!?」と思うレベルの容赦のなさ。
  • 主演は『親切なクムジャさん』以来、約14年ぶりの映画主演作となったイ・ヨンエ。彼女がここまでやるのかと驚き…。
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【すべてが変わった日】(2020)PG12

【あらすじ】
ダイアン・レインとケヴィン・コスナーが、DV家族の元から幼い孫を奪還しようとする祖父母夫婦を演じるサスペンス・ドラマ。

【注意タグ】PG12
#祖父母 #孫の奪還 #異常な一家

完成度 ★★★★★★★★
ウツ  ★★★★★★★☆☆☆
胸くそ ★★★★★★★★☆☆

  • 2大キャストのわりに騒がれなかったのですが、近年では個人的に相当な鬱作品。正統派サスペンスだと思っていると、精神をえぐられるタイプの胸くそ
  • 祖父母がDV一家から義理の娘と孫を奪還しようとする珍しいストーリー。話し合いで済みそうなことが、一体なぜここまでの惨事に(!?)
  • 一見、常識人ぽい人たちが徐々に異常性を露わにしていく嫌な予感は、ドキュメンタリーを見ているかのような超絶リアリティで、胃痛が…。
  • 一家の長を演じた、女優レスリー・マンヴィルの圧倒的な存在感と狂気…。なぜオスカーにノミネートすらされなかったの?(真顔)
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【胸騒ぎ】(2022)PG12

【あらすじ】
旅先で意気投合したオランダ人夫婦に招待され、後日彼らの家に遊びに行ったデンマーク人一家が、彼らの言動に違和感を抱きながらも何もできないまま、ひたすら耐え忍び続けるが…(allcinemaより)

【注意タグ】PG12
#家族 #地獄のバカンス #優柔不断

完成度 ★★★★★★
ウツ  ★★★★★★★★★
胸くそ ★★★★★★★★★★

  • 突如現れた新鋭監督による衝撃のヨーロッパ映画で、胸くそ好き界隈を騒がせた1本。ハリウッドリメイクもありますが、やはりオリジナルの破壊力が凄い。
  • もちろん”悪人”が登場する話ではあるものの、本作の真の恐怖は「ハッキリと断れない」性格がやがて両家族を巻き込み、とんでもない事態へ転がっていく点。
  • しかも、そこに明確な動機や理由が示されないからこそ、あまりに不条理でやりきれない結末にはもう言葉を失うしかない…。
  • 精神的にも表現的にもかなりキツい描写があるのにPG12というのが信じられないレベルで、鑑賞にはそれなりの覚悟が必要。
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【バイオレンス・レイク】(2008)

【あらすじ】
美しい湖“エデン・レイク”を訪れたジェニーとスティーブ。だが、そこへ大音量で音楽を鳴らながら少年たちがやってきた。つばを吐き悪態をつく少年にスティーブが注意したことから、少年たちは徐々にその凶暴性を露わにする。(allcinemaより)

【注意タグ】年齢制限は不明。個人的にはR18を要請
#カップル #少年犯罪 #残虐行為

完成度 ★★★★★★★★☆☆
ウツ  ★★★★★★★★★★
胸くそ ★★★★★★★★★

  • 個人的には『胸騒ぎ』と並ぶ、胸くそ映画の最高峰。定期的に話題にはなるものの、未だ配信にはやって来ず、中古DVDの価格がとんでもないことに。
  • ”発端”は、彼氏がマナーの悪い少年たちに注意をするという、本当に些細なことだった。そこから「何の戦争映画ですか?」ばりのサバイバル地獄への反転がとにかく恐ろしい。
  • 子供の集団がこんなにも恐ろしいとは…ありがちな殺人鬼映画でも出せない空気感。もはや”映画”ではない、その場で体感する殺人VR
  • 後に売れることとなるマイケル・ファスベンダーとケリー・ライリーが、泥まみれになりながら全力で地獄に巻き込まれていく姿はかなりしんどい…。
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【PVC−1 余命85分】(2007)

【あらすじ】
実在の事件をヒントに、母親の首に時限爆弾を仕掛けられ身代金を要求された一家の姿とエキスパートたちによる爆弾処理の一部始終を、ステディカムによる85分ワンカットで描いた緊迫の低予算サスペンス。(allcinemより)

【注意タグ】年齢制限はおそらくなさそうです。
#実在の事件 #首輪爆弾 #ワンカット撮影

完成度 ★★★★★★★☆☆☆
ウツ  ★★★★★★★★★☆
胸くそ ★★★★★
★★★☆☆

  • 今回紹介する中ではおそらく最も知名度が低い作品ですが、85分ほぼワンカットで描かれる異様な緊張感の実話の体感型サスペンス。
  • タイトルの「PVC-1」は爆弾の素材である塩化ビニールのこと。首に爆弾を装着された女性と周囲の人々の必死の救出劇がリアルタイムのように展開
  • いつ爆発するかも分からない爆弾を首に抱えて延々と歩く姿には、観ているこちらも気が気ではなく、気づくと息を止めており、心臓に負荷が…。
  • 2000年にコロンビアで起きた爆弾首輪事件をモデルにしており、俳優たちは長いリハーサルを重ねて85分の長回し撮影に挑んだ。
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【屋敷女】(2007)R18

【あらすじ】
クリスマス・イブの夜、出産目前の妊婦サラの家を不審な女が訪れる。女が窓から押し入ろうとしたためサラが警察を呼ぶと、女は姿を消す。ひと安心して床に就くサラだったが、なんと女はすでに家の中に侵入しており……。(映画.comより)

【注意タグ】R18
#妊婦 #侵入もの #超残虐描写

完成度 ★★★★★★★☆☆☆
ウツ  ★★★★★★★★☆☆
胸くそ ★★★★★
★★★★☆

  • フレンチホラーの代表的な1本で、公開時には劇場側が注意喚起をしたほどえげつない描写があるので、本当に注意が必要
  • いわゆる侵入者ではありますが、なんといっても主人公が”妊婦”という、何をどう考えても嫌な予感しかしない、お察しの絶望ストーリー
  • 設定だけでも十分出オチなのに、映像の痛さや音のエグさなど演出の追い込み方はさらに容赦がなく、安心できる場面が本当にひとつもない“休ませる気ゼロ映画”…。 
  • 2人の監督の長編デビュー作で、「ホラー映画ではいつも男が女を追う」という定番をひっくり返し、“女が女を狩る”という発想から作られた。
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【隣人は静かに笑う】(1999)

【あらすじ】
大学でテロリズムの歴史を教えているマイケルはワシントン郊外で幼い息子と暮らしていた。ある日、花火で大やけどを負った少年を助けた。最近、隣りに引っ越してきたラング家の子供だった。両親のオリバーとシリル夫妻は彼に感謝し、以来、両家の交際がはじまる。が、マイケルはオリバー宛の同窓会案内から疑念を抱く…。(allcinemaより)

【注意タグ】R15相当
#隣人 #テロ事件 #疑念

完成度 ★★★★★★★★☆☆

ウツ  ★★★★★★★★★☆
胸くそ ★★★★★
★★★☆☆

  • 長年レンタルも配信も途絶えていた“封印系スリラー”がついにU-NEXTで視聴可能に。内容の危なさから、一部では伝説化していた作品。
  • 主人公は隣人一家に対し、説明できない違和感を抱きはじめ、日常の些細な出来事がじわじわと不穏さを増していく社会派スリラー。
  • 物語が進むほど主人公の焦燥や被害妄想めいた行動が加速し、周囲との信頼関係も崩壊。しかしその不安定さこそが監督の狙い。
  • 当時のハリウッド映画としてはかなり攻めたラストで、公開当時から「救いゼロ」「観たあと数日引きずる」と話題になった。
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【ニューオーダー】(2020)

【あらすじ】
富裕層の結婚式の日、街では貧困層の暴動が勃発し、やがて軍や市民を巻き込みながら社会秩序が崩壊していく地獄の一日を描く社会派スリラー。

【注意タグ】PG12
#裕福な花嫁 #秩序崩壊 #社会風刺

完成度 ★★★★★★★☆☆☆
ウツ  ★★★★★★★★★☆
胸くそ ★★★★★
★★★☆☆

  • ペンキを浴びた全裸女性が映し出される異様なオープニングにアート性を感じつつも、緑の塗料は社会階級への怒りや混乱を象徴する色として意図的に使われた。
  • 物語は裕福な花嫁の視点を中心に進むものの、暴動や軍の介入によって秩序が完全に崩壊し、無法地帯になる展開はまるでゾンビ映画のよう。
  • ただの暴動映画かと思いきや、格差社会や権力構造をかなり皮肉った内容で、観ているうちにどんどん嫌な現実味が増していき、とあるシーンでは「…え」と呆然
  • メキシコの深刻な格差社会を強く反映しているため、公開当時は「富裕層を悪く描きすぎ」「社会を扇動する」といった賛否両論の議論を呼んだ。
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【ゴーストランドの惨劇】(2018)R15

【あらすじ】
絶望的な惨劇に巻き込まれた姉妹の運命を、全編に伏線と罠を張り巡らせながら描いたホラー。(映画.comより)

【注意タグ】R15
#双子の姉妹 #精神崩壊 #どんでん返し

完成度 ★★★★★★★☆☆☆
ウツ  ★★★★★★★★☆☆
胸くそ ★★★★★
★★★☆☆

  • 『マーターズ』のパスカル・ロジェによる、ド直球・鬱ホラー再び。容赦のないショッキング描写と、ジェットコースターのように押し寄せる、疲労と絶望の90分
  • 中盤までは押し込み殺人鬼ものとして王道の展開ですが、途中で明かされる“ある事実”によって、観る者はこれ以上ない絶望に叩き落とされる
  • これまでのホラーでもあまり見ない、異様なビジュアルの悪役2人組…。監督の狙いはいまいち謎ですが、これはこれでしっかり不気味。
  • 撮影では激しい格闘シーンが多く、テイラー・ヒクソン(姉役)はガラスに顔をぶつけて70針を縫う重傷を負い、後に製作側を相手取って訴訟になった。
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