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【アジョシ】韓国映画が苦手でも映画好きかアクション好きなら見るべき作品【ネタバレ】

アジョシ

キム・セロンが亡くなったというニュースを見て驚きました…。まだ24歳だそう。彼女といえばやはり、ウォンビンと共演した本作。演技も上手く、少し少年ぽさも漂うとても可愛らしい子でした。当時劇場へ行って大興奮だったのですが、そのときの記事をリライトしてアップしたいと思います。

作品データ

【製作年度】2010年
【製作国】韓国
【上映時間】119分
【監督】イ・ジョンボム
【キャスト】ウォンビン、
キム・セロン ほか
【鑑賞方法】U-NEXT、Hulu など
(鑑賞時にご確認ください)

あらすじ

「母なる証明」のウォンビンと「冬の小鳥」で絶賛された子役キム・セロンが共演し、2010年韓国で630万人を動員したサスペンスアクション。過去のある事件をきっかけに、世間を避けるように孤独に暮らしていたテシク。隣家の少女ソミは母親が仕事で忙しく、テシクを「アジョシ(おじさん)」と呼び、たった1人の友だちとして慕っていた。そんなある日、麻薬密売に巻き込まれた母親とともにソミが犯罪組織に誘拐され、ソミを救うため組織を追うテシクは事件の背後に隠された真実を知る。(映画.comより)

年齢制限は?

R15指定なので、15歳以下の方はご覧になれません。

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※配信情報は記事作成時のものです。
鑑賞時にU-NEXTサイトでご確認ください。

レビュー ( 2011・10・02の記事に加筆 )

1、さすがR15相当のグロさ…

アジョシ
(C)2010 CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES.

韓国ではその年のナンバーワンヒット作に輝き、国内外でも非常に評判が高かったウォンビン主演作。

『アジョシ』とは”おじさん”の意味なのですが、日本でも原題のまま『おじさん』のタイトルにする予定が、それではあまりにもだろうということで『アジョシ』にしたんだとか。

しかし韓国では、ウォンビンの年齢の男性も“アジョシ”って呼ぶの!?と思ったら、本作のヒットにより『アジョシ』の意味合いが変わってしまったらしいです笑

カップル鑑賞禁止

韓国では、ウォンビンのあまりのカッコよさに、恋人同士では見に行ってはいけないとまで言われていたとか笑

私はレディースデーに鑑賞したのですが、公開からしばらく経っていたにも関わらず、ほぼ満席!もちろん、男性はわずか数名。
当時はまだ飲食物の持込可だったため、あんなにもコーヒーだのバナナだの、肉?だの色んな香りが入り混じった場内は初めてでした笑

そして鑑賞し終わると聞こえてきたのは『…怖かった~!こんなに暴力描写多いと思わなかった!』『なんか夢に出てきそう…』などの声。

どうやら、ただ単にウォンビンと少女の交流の物語だと思っていた方たちも多かったよう。確かに、韓国映画でもコレ系をあまり見ていないと結構キツいかもしれません。ウォンビン主演でここまでの描写があることも想定外だったでしょうね…。

アクションでは珍しいR15指定

血をしっかりと映し出し、効果音までリアルに演出する残酷描写は、韓国映画ならでは。

2、超人的なアクション…

アジョシ
(C)2010 CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES.

心に傷を負った過去を持ち、現在は質屋を営んでいるテシク。誰にも心を開かない彼だが、隣に住む少女ソミだけは、たまにテシクの家を訪ね交流を持っていた。

しかしソミの母親が、手を出してはならないヤツらの麻薬に手をつけてしまう。それによりソミにも魔の手が迫り、母親もろとも誘拐されてしまい、テシクが助け出すというストーリー。

なんといっても、アクションなど“魅せる”シーンでほぼ全編を占めており、冒頭からラストまで息を呑みっぱなし(!)テンポも非常に良いので、気を抜くヒマは一切ありません。

正直、ストーリー展開などは王道なのですが『とにかくスゴいもんを見た』という感動と衝撃がすごかった…!!映画を見たという充実感を、存分に味わうことができます。

単なるスッキリ爽快なアクションにとどまらないのもいかにも韓国映画で、容赦のない残酷描写をしっかりと映し出します。なので冒頭でも言ったように、グロ描写が苦手な方は注意が必要かもしれません。

ラストのボスとの肉弾戦はよかったです。銃があるのにテシクの剣裁きに思わず見とれてしまい、思わず銃を放棄する敵…笑

しかしウォンビンのアクションシーンは本当に『…一体どれだけ練習したのだろう!?』と、そればかりが気になってしまうくらい、超越してました…。(ニセモノのナイフでも怪我するレベル)

3、意外とドラマ要素は少なかった

アジョシ
(C)2010 CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES.

しかし私が想像とちょっと違ったのは、テシクと少女ソミとの交流シーンが意外に少なかったこと。それこそ冒頭30分(もなかったかな?)くらいで、あとはラストまでほぼテシクの奪回アクション劇なのです。

テシクの素性などのミステリー要素も物語に深みを出していましたが、もう少しドラマ要素を含んだ作品だと思っていたので、ここまで“アクション映画”だとは思わず。

とはいえ、少ないながらも?ソミとテシクの冒頭30分くらいのシーンで、すでになんだか涙ウルウルで胸いっぱいで…。だからこそ、2人のシーンをもっと見たかったというのもあるのですが。

それでもこれだけの好評価にせざるをえないのは、アクション映画としてもここまで興奮したものはなかなかないので…笑

また物語に大きく絡んでくる、臓器売買というテーマ。大人はもちろん、子供までというのは見ていてしんどかった…。細部までかなりリアルなストーリーに仕上がっていて、実話かと思うほどの説得力(あの製造工場とか、作り物に思えなかった)

女の子が、犠牲になる最後だけキレイな服を着せられているのがなんとも皮肉で印象的でした…。

4、それでもほぼ泣いてた…

アジョシ
(C)2010 CJ ENTERTAINMENT INC & UNITED PICTURES.

容赦ない残酷なラストが多い韓国映画なのでイヤな予感もしたのですが、本作のラストは久々に良かった!!

できたらここは、テシクに車をぶち破って再会を果たして欲しかったところですが、これはこれでまぁヨシでしょう(笑)。お互いがお互いに救われた、最高のラストです。

『抱きしめてもいいか?』と、ソミにわざわざ聞いて抱き合うシーンに涙が…。そして抱きしめたときのテシクの表情にはもう号泣…。きっと婚約者が亡くなって以来、初めてあんな顔をしたんでしょうね。

『1人で生きていけるよな』とソミに聞きつつも、きっと陰からソミのことを見守っていたりするんでしょうね…。どちらかというと、その後もとても気になる物語だったりしますが。

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5、役者の凄さ

ウォンビン(”アジョシ”)

ルックスが良すぎると演技ではなかなか認められなかったりもしますが、『母なる証明』に続き、これだけ様々な役を演じ分けられたら、十分すぎるほどの実力派です。
本作では、キャラクター上しゃべるシーンがあまりないながらも、“眼”で演じる表情には、度々鳥肌が…。

そういえば、ウォンビンって今現在はどうしているのだろうと調べてみたら『アジョシ』以降、俳優業は実質引退状態らしく(!)広告モデルなどをしているそう。
これだけ俳優としての凄い才能を持っているので、ファンからすると少し残念な気もしますが…。

♦︎ ウォンビン、久しぶりの近況が話題に!化粧品のCMで変わらぬビジュアルを披露(Kstyleより)

2015年に女優のイ・ナヨンと結婚し、夫婦でビルを所有し不動産経営をしているんだとか。なるほど、それは全く困りませんね…笑

キム・セロン(ソミ)

キム・セロン
写真=キム・セロン Instagram

♦︎ キム・セロン、24歳で急逝…ヒット作「アジョシ」「女王の教室」のほか、SHINeeのMV出演も(Kstyleより)

ニュースを見たときは、思わず声が出ました…。

そしてこれも知らなかったのですが、2022年に飲酒事故を起こし、現在女優業は休業中だったのですね。一度復帰する予定も、世間からの反応により体調を崩し降板になったそう。
最近ではキム・アイムに改名し、カフェを開業する予定もあったのこと。

また昨年『涙の女王』のキム・スヒョンとのツーショット画像をSNSにアップし、物議を醸していたようで…?この頃から少し病んでいたのでしょうか…。
しかも彼女が亡くなった日というのが、偶然なのかキム・スヒョンの誕生日だそうで。こうなるとキム・スヒョンも気の毒な気も…。

そして直近の彼女を見たら『アジョシ』の面影を残しつつ、とても綺麗になっていて驚きました(!)

『アジョシ』では、ちょっと少年っぽさも漂うとても可愛らしい子でした。
『おじさんを嫌いになりたくないよ…おじさんを嫌いになったら好きな人が誰もいなくなっちゃう…』では、号泣。
私の中では『アジョシ…』と可愛らしく呼ぶ声が印象的で、まだ子供のままです。

謹んで、ご冥福をお祈りいたしますー。

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