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【2024 新作映画ベスト10】劇場鑑賞27本・配信62本・計89本のランキング

気づけば、年が明けて2週間ほど経ってしまいましたが…。記録のためにもこれは残しておかなければ笑

2024年に鑑賞した新作映画は、劇場鑑賞27本配信62本ということで、計89本のランキングとなります。ちなみに劇場公開は2023年であっても、2024年に新作として配信・レンタルされた作品も含んでいます。

⬇︎2023年のベスト10はこちら

第10位 【碁盤斬り】時代劇・復讐もの

『狐狼の血』や『極悪女王』などで話題の白石和彌監督の時代劇。キャストは草彅剛と清原伽耶。

ストーリーと監督の作家性から、てっきり父と娘の壮絶な復讐ものを想像していたらそうではなく、グロ描写などは封印したマイルドな復讐ものでした。というより、人間模様を丁寧に描いたとても良質なドラマで、130分もあっという間。

悪役は斎藤工演じる柴田が一手に引き受け、他は皆良いキャラクターばかり。

レビューはありません

第9位 【ジョン・ウィック:コンセクエンス】アクション

自分でも意外?なのですが、点数でランキングをつけていったらこの順位になったという笑。正直、このシリーズにそこまでハマっていたわけではないのですが、本作は面白かった!

もはやジョン・ウィックとか関係なく?本作単体で見ても、友情ハチャメチャ殺し屋アクションものとして楽しめます(・ω・)

3時間という上映時間もネックにならず。ただただ多彩なバリエーションのアクションが息付くヒマもなく訪れるので、まったく飽きませんw やりすぎで笑ってしまうようなアクションシーンも必見!

レビューはありません

第8位 【ミッシング】シリアスドラマ

近年、人間の本質や深い闇に真っ向から切り込むスタイルが多い吉田恵輔監督、最新作。

本作は犯人当てを回避し、じゃないほうの切り口で描く、新たな子供の失踪ものの良作。あくまでこの状況下での夫婦やマスコミの在り方などを描いた、濃厚なシリアスヒューマンドラマ。

噂には聞いていた石原さとみの演技がそれはもう、見ているこちらもしんどいほどで…。結局子供は見つからないものの、見応えのある重厚な1本です。

第7位 【あのコはだぁれ?】Jホラー

なぜか公にはなっていなかったのですが?『ミンナのウタ』の続編な立ち位置だった本作。前作の補足的な内容でもあるので、前作を鑑賞してから見ることをオススメします。

『ミンナのウタ』同様奇をてらわず、これぞ正統派王道ホラーでとても好きなテイストでした。コケ脅しなどではない正攻法の恐怖描写。

今やバラエティ女王でもある渋谷凪咲の、女優としての新たな一面も見ることができる1本。

第6位 【動物界】仏産パンデミック

フランスではスマッシュヒットを記録したというパンデミックスリラー。原因不明の奇病により、人間がさまざまな動物へと変異していく世界…。

しかしそこはフランスなので、病の原因を追求するわけではなく、またハリウッドのようにパニック映画として描くわけでもない。親子愛、恋愛、友情、ルッキズムという差別問題や種族の違う者との共存など普遍的テーマをこの設定に落とし込み、1本の作品としてしっかりと堪能できます。

ラストシーンにすべてが集約されており、これまで見たロマン・デュリス作品の中では最も良かったです。

第5位 【梟 フクロウ】韓国時代劇スリラー

この年のベストに入れている方も多い本作。宮廷に仕えることとなった盲目の鍼師が、殺害現場に居合わせてしまったことから巻き込まれるパニックスリラー。

韓国時代劇ということで小難しい話なのかと思いきや、思いのほかどエンタメで、劇場で久しぶりにこんなにハラハラドキドキ!近所ではミニシアターでしか公開されていなかったので大きなスクリーンで見たかった…(;ω;)

親子愛、兄弟愛、仲間愛などドラマパートもしっかり堪能でき、五角形のバランスがとても良いです。やっぱりこのテの作品を作らせたら強いよなぁ韓国!ということで、あまり韓国映画を見ない方にもぜひ見て欲しい作品。

レビューはありません

第4位 【キャドー湖の失踪】(U-NEXT限定配信)

サラッとU-NEXT独占で入ってきたタイムリープスリラー。しかもシャマランがプロデュースとのことでまんまとホイホイされたのですが、シャマランが関わっているとは思えないほどの(?)傑作かと。

ただ1つだけ難点を挙げるとすれば、このジャンルの中でもかなり難解だということ…(;ω;)レビューサイトを見てみても、理解できた方とできなかった方で評価が真っ二つに分かれています…。

私も同日に2度鑑賞し、面白くてなんだかとんでもない作品だということは分かったのですが、内容は正直まだよく分かっていない部分もw 様々な考察レビューがあるので、ぜひそちらを参考になさってください笑。

第3位 【コヴェナント/約束の救出】戦争もの


ユーモアを一切封印した正統派なシリアス路線で、言われなければガイ・リッチー監督とは分からないほど。戦争映画では見たことのなかった米兵と通訳をテーマにしたのが新しく、アフガニスタンを舞台にした友情ものと言っても良いかと。

前半・後半で主人公が入れ替わることによって2本の作品を見たようなお得感もあり、主演のジェイク・ギレンホールを食ってしまったのがダール・サリム。彼のシーンにとにかく胸を打たれます…(;ω;)

会話シーンが少ないからこそ、それ以外のところで魅せる濃厚な演出は素晴らしく、ラストではしっかりとアクションシーンも堪能できる、これぞ『漢(オトコ)』な作品。

第2位 【ルックバック】アニメ

『チェンソーマン』の作者による、こちらもとにかく話題となった本作。キャラクターも違う2人の小6女子が出会い、漫画家を目指す。友情を育みながらも、進路で別々の道を歩むことになったりという紆余曲折が、およそ1時間で描かれる。

正直、ストーリーとしてはオーソドックスな分、画の表現力で評価されているところは大きいかもしれません。しかし逆に言えば、の表現で傑作にまで持っていけるほどのレベルが本作にはあります。似たようなタッチのアニメはこれまでに見たことがなく、実写のような生命力と躍動感、そして表現力には驚きました。

面白すぎたので私としては2時間というボリュームで見たい気もしたのですが、やはり1時間だからこそ濃密な作品に仕上がったのでしょうね…。

第1位 【サユリ】Jホラー

2024年は『あのコはだぁれ?』など、Jホラーがアツい年でもありました!

このジャケットから正統派ガチホラーだと思い込んでいたので、中盤でまさかのジャンルシフトにビックリw ゼロの状態で驚きたい人は、あらすじも予告も見ずに鑑賞してほしいです。

前半はちょっとしんどい描写もありますが、家族愛、青春、ユーモア、ミステリーなど、盛り上げ、引っ張る要素がいくつも詰め込まれています。冒頭からまったく飽きさせないのでテンポも良いです。

Jホラーにまだこんなポテンシャルがあったのだと感動すら覚えました。新たなムーブを起こした白石監督は、今後のJホラー界を変える存在になりそうですね。

ランキングまとめ

第1位 サユリ
第2位 ルックバック
第3位 コヴェナント/約束の救出
第4位 キャドー湖の失踪
第5位 梟 フクロウ
第6位 動物界
第7位 あのコはだぁれ?
第8位 ミッシング
第9位 ジョン・ウィック:コンセクエンス
第10位 碁盤斬り

というわけで、自分でもちょっと意外な気もしますが?1位は『サユリ』でした!こんなホラー映画は見たことがなかったし、まだまだJホラーの可能性を感じました。

ホラー好きとか言っていますが、結局ランキングには2本しか入っておらず…笑 ジャンルは結構バラけましたね。

ただ最近、昔ほど、面白い!と思える作品に出会えず…。昔はこんなこと思わなかったし、おそらく鑑賞本数を重ねれば重ねるほどそうなってしまったような。ある程度有名作品を見てしまうと、どんなジャンルもなかなか新しいものには出会えなかったりします…。

もちろん自身も歳をとり、感性も変わってきているのでしょうが。逆に、昔イマイチだった作品が今見たら面白かった!という逆の現象もあったりするので、これは得した気分に。

現にこの1年の間にも、『梟 フクロウ』は2度鑑賞したことにより順位が落ち、『ルックバック』は順位が上がったので、2位と5位が入れ替わってしまいました…笑

新たな作品に出会うためにも、なるべく色んな年代やジャンルの作品を鑑賞するようにしています。まだ自分でも知らなかった、未知なる扉が開くかもしれませんし(・ω・)

『コヴェナント/約束の救出』
『キャドー湖の失踪』
『梟 フクロウ』
『あのコはだぁれ?』
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
『碁盤斬り』
上記6作品はU-NEXTで鑑賞できます

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