⬇︎ドラマの基本情報とキャラクターの一覧
第１話 パンと宝くじ（65分）
ストーリーはシーズン1の最終話から繋がっており、最終話でゲームのスカウトマンであるメンコ男の姿を目撃したギフン。…が、取り逃してしまう。
ゲーム首謀者たちを追い詰め、ゲームを辞めさせるべく、取り立て屋の者たちに10億でメンコ男を探させる。そうして2年後、彼らはついに見つけ出す！
メンコ男は、公園で多くのホームレスたちにあんぱんと宝くじのどちらかを選ばせていた。ほとんどが宝くじを取るが、皆ハズレ…。すると、余ったあんぱんをホームレスたちの目の前で、全身全霊を込めて踏みつけるという奇行に走る。
もったいないというホームレスたちに『パンを選ばなかったあなたたちのせいでこうなった！』と言って去る。かなりのサイコパス…。
メンコ男を自らの手で捕まえるしかないと、取り立て屋のボスであるキムと部下のウソクが立ち向かうが、あえなく撃沈。逆に拉致されてしまった2人は『死のじゃんけんゲーム』をさせられ、キムがウソクを助ける形で犠牲に。
その後、メンコ男のほうからギフンに接触。ロシアンルーレットを強要。
ゲームで犠牲となった遺体を燃やす業務をしていた。そして、ゲームの参加者に父親がいたにも関わらず、引き金を引く。そこで自身は、この『仕事』に向いていることを確信。やっぱりサイコパス…。
こういった過去話をする時点で、ある意味では主人公には心を開いていることも分かったし、あ、ここでメンコ男は死ぬんだなと…。そしてやはり、ロシアンルーレットで負けて死んでしまう。
意外とあっさりな最期でファンとしては残念でもあったけれど、メンコ男本人はなんだか嬉しそうだったw
メンコ男を演じたコン・ユは初の悪役に挑戦
『韓国の大沢たかお』ことコン・ユは（笑）日本でもとてもファンの多い韓国人俳優。私も『コーヒープリンス1号店（07）』で好きになりましたが、映画好きには『新感染 ファイナル・エクスプレス（16）』で一気に知名度が上がりました。
こんな役珍しいなぁと思ったらやはり初の悪役らしく、端正な顔立ちで、嬉々として連発するヤバい発言と奇行の数々は、インパクトも抜群。銃口をくわえる姿が、怖いのにあんなにカッコいいってどゆこと…(・ω・)
第２話 ハロウィンパーティー（51分）
たまたまスピード違反で捕まえたギフンの素性を知った刑事・ジュノは、ギフンに接触。
ゲームを止めたいギフンと、ゲーム会場の場所を突き止めたいジュノ、そしてメンコ男にボスを殺されたウソクの目的が合致したことから3人で組むこととなる。境遇もキャラクターもまったく異なる3人が仲間となり、奇妙な絆が生まれるところはちょっと面白い。
ハロウィンの日に、メンコ男のポケットに入っていたカードに書かれたクラブを訪れるギフン。歯に発信機を埋め込み準備は万端だったが、運営側（マスク）に連れられリムジンに乗ることに。
そうして車の中でフロントマン（音声）と会話をし、ゲームを止めろというギフンに、強制はしていないと。
『世の中はアンタらが思っているようには動かないということを見せてやる』と、再びゲームに参加することとなるギフン。
一方、ギフンを尾行していたしていたジュノの車がパンクさせられ、尾行は不可能に。
シーズン1で共に闘い亡くなってしまったセビョクの弟を施設から引き取り、幼馴染みのサンウの母に託したギフン。こっそり2人の様子を見に行くシーンも…。
※サンウは、シーズン1の最後のゲームでギフンが闘った相手でもあり、サンウの母はそのことを知らない。
第３話 ００１（61分）
ゲームが始まるのは、いよいよ第3話から。
1番目のゲーム『だるまさんがころんだ』
前回と同じなのでゲームの趣旨を知っているギフンは、他の参加者たちにゲームをしくじると命を落とすことを力説するが、皆信じようとしない。
しかし、いざゲームが始まり死者を目の当たりにすると『なんとかこの状況に耐えようとする者』と『逃げ出そうとする者』の真っ二つに分かれる。
そんななかギフンは諦めず、皆を救うために立ち上がる。率先して声を出し、皆が助かるようにアドバイスをし、倒れかかった仲間を助ける（これはゲーム的にチートにはならないんだろうか笑）
…そこで肩を貸してくれたのが、トランスジェンダーであるヒョンジュ。参加者の中で最も立っていたキャラクターが彼女。
主人公の変化が物語の面白さを欠いた？
しかし、あれだけ借金まみれでクズだったギフンが、シーズン2では笑い一切なしのシリアスキャラになっており、アンタ誰？状態(・ω・)
ただ、これがはたして良かったのか…。
前作では、勝手が分からないながらも仲間たちと奮闘するギフンの変化と成長が描かれた。しかし今作では、正義感に溢れる善人としての描かれ方しかされていないので、このキャラクターが逆にストーリーとしての面白さを欠いてしまったようにも…。
シーズン3で活かされることを期待します！笑
『だるまさんがころんだ』では91名が脱落。
目の前で起きたことが信じられず消沈する生存者たちだが、ここで、イカゲームおなじみである参加者たちによる投票が行われる。
ゲームを辞めたい者が参加者の過半数を上回れば、ゲームを辞め自宅に帰ることが出来る。
シーズン1…ゲームをやめると、生存者に賞金は入らず、脱落者の遺族に支払われる。
シーズン2…ゲームをやめると、賞金は生存者で山分け。ゲームを進め脱落者が増えるほどに、貰える金額も増えていく。
もちろん皆、死にたくはないー。しかし、ここに集まっているのは、生活を脅かすほどの借金を抱える者たち…。
生の現金を見た者たちは、揺らぎ始める。そして、少額を受け取って帰るくらいなら、たとえ自身の命を賭けてでも、ゲームを続行したい…。そう考えた参加者がたった1名上回ったばかりに、ゲームは続行されてしまう。
そして、命運を分けた最後の1票を投じた者こそ、ゲームのフロントマンであるイノ（イ・ビョンホン）であったー。
前作で、真の黒幕であったオ・イルナムに『見ているよりも参加するほうが楽しい』と言われたのを真に受けたのかどうかは分からないが…。おじいちゃんと同じく『001』番のゼッケンをつける姿がそこにはあった（参加を決めたのが早い順に、番号を与えらえる）
一方ジュノは、船長（オ・ダルス）とともに発信機を頼りにギフンの居場所を特定するも、発信機は取り外されていた…。これ以降のエピソードは、ジュノの出番は少ない。
でも、発信機はバレるのに”クスリ”は持ち込める人がいるってどういうこと…？笑
第４話 ６本の脚（62分）
ギフンにやたら近づき、話しかけてくるイノ。イノはフロントマンの時は黒いマスクをつけているので、ギフンは顔を知らない。
臨月のジュニと、子供の父親であり元彼のミョンギがお互いの存在に気づく。
ミョンギがラッパーのサノス（チェ・スンヒョン）に絡まれ、ケンカが始まる。サノスはミョンギのせいで投資に失敗し、借金を抱えていたのだ。
しかしイノが仲裁に入りサノスをコテンパンにやり、強いところを見せつける（サノスにくっついている下っ端が、ひぐちカッターに見えて仕方なかった）
夜に寝れないでいるギフンに『少し話しませんか』とイノ。なぜこのゲームに参加したのか、金が必要な理由など身の上話を始める。
ジュノが母親とイノの過去話をするシーンがあるが、イノがギフンに話した身の上話は真実。ギフンには心を開いているのか…。
ゲームの運営側は、脱落者の遺体から臓器を摘出し、臓器売買をしている（※このシーンはちょっとグロいので注意）。臓器が傷んでしまうため、あえて急所を外し瀕死の状態で運んでいたのだが、それを阻止するためにノウルがトドメを刺していた。
臓器売買に絡んでいる部隊長は、ノウルの脱北後に彼女を助けており、そういった経緯があり彼女を運営側に招き入れていた。しかしこんな任務だとは知らなかったノウルは、反発する。
2番目のゲーム『5人6脚』
前作ではカルメ焼きの型外しだった2番目のゲームの予想はハズれ、5人1組のチームを組まされる。
ここでもまた、老人や女性はチームに入れてもらいづらいという世の縮図が。
ギフンはイノに誘われ、一緒に組むこととなる。他のメンバーは、チョンベ、ジュニ、デホ。
そうしてチームが決定するといよいよゲームだが、ただの5人6脚ではない。
①メンコ
②碑石打ち（石に石をぶつけ倒す）
③コンギ遊び（これが超難関！！）
④コマ回し
⑤チェギ蹴り（いわゆるリフティング）
これらのゲームを1人1つずつクリアしながら進み、5分以内にクリアしないと脱落。
韓国の子供の伝統的な遊びだそう。ザックリと説明すると、5つの小さなコマのようなものを1つずつ投げながら手で掴んだり、手の平に5つすべてを乗せたり、その状態から5つすべてを一気に掴んだり！…というまさに手を使った匠の技！５つのゲームの中では最難関！
コンギ遊びって、韓国では子供がやるポピュラーな遊びらしいですが、こんなの、素人が一発で成功させるようなものでなくて、かなりの練習を積んで習得するような技なんですけど！？笑
しかもこれらのゲームを、皆が固唾を飲んで見守ったり（罵倒されながら）クリアしなければならないという、超絶プレッシャー…。見てるだけで胃が痛い…。
自分だけなら真っ先に死ぬんですけどね（？）。仲間に迷惑がかかるという連帯責任が本当に耐えられない。しかもこの場合は迷惑とかいうレベルでなく、クリアしなければ死ぬわけですし。
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