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【28週後…】母を訪ねて…ロンドン全滅|“子どものせい”と言われる理由【ネタバレ】

28週後

ママの写真を取りに行っただけ、のはずだった─(・ω・)それなのに気づけば、ロンドンは再び地獄絵図に…!映画『28週後…』は、ただのゾンビ映画では終わりません。希望だったはずの子どもたちが“引き金”となり、父はボスゾンビ化して執拗に追跡、大人たちは次々と散っていきます。「子どものせい」とまで言われる本作の展開を、ネタバレありでがっつり考察

作品データ

【製作年度】2007年
【製作国】イギリス/スペイン
【上映時間】104分
【監督】
フアン・カルロス・フレスナディージョ
【キャスト】ジェレミー・レナー
ローズ・バーン ほか

あらすじ

世界的にスマッシュ・ヒットしたゾンビ・アクション・ホラー「28日後…」の続編。前作の監督ダニー・ボイルは製作総指揮にまわり、新たに「10億分の1の男」のフアン・カルロス・フレスナディージョがメガフォンをとった。主演は「フル・モンティ」のロバート・カーライル。ウイルス感染発生から28週後、米軍主導のNATO軍監視の下、復興が始まったばかりのロンドンを再びウイルスの脅威が襲う。(allcinemaより)

年齢制限は?

R15指定なので、15歳以下の方はご覧になれません。

どこで見れる?

見放題課金
Amazon
プライム
U-NEXT
Netflix
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Disney+
ゲオ宅配
レンタル
※配信・レンタル状況は 記事作成時 のものになります。鑑賞時にご確認ください。
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1、『28日後…』との繋がりは?

走るゾンビの先駆け『28日後…』

28週後
笑っちゃうくらいの速さ画像は『28週後…』)
(C)2007 TWENTIETH CENTURY FOX

いわゆる“走るゾンビ”を広めた先駆け的作品である『28日後…』

当時『トレインスポッティング』や『ザ・ビーチ』など”スタイリッシュ映画監督”のイメージであったダニー・ボイル監督が、ゾンビ映画?という意外性もあったりしました。

そんなシリーズ3作目に当たる『28年後…』の公開に先立ち、『28日後…』と『28週後…』を改めて鑑賞。『28日後…』は、一見するとゾンビパニックのように見えるのですが、やはりかなりミニシアター系な1本だと。

改めて、これはガッツリエンタメじゃなくて「完全に“人間ドラマ”なんだな」と実感。ゾンビの怖さ以上に、人間の汚さや脆さを描いており、そこが良くも悪くも特徴的。

前半は登場人物も少なく、静かすぎるほど。でもその分、じわじわ不安を煽ってきます。
後半になってようやく動きが出てくるものの、パニック要素はあくまで背景であり、メインは“極限状態での人間”を描くドラマ”

『W・D』にも影響を与えた?

後に大ヒットシリーズとなった『ウォーキング・デッド』も、パニックそのものよりも濃い人間ドラマに焦点を当てた傑作ゾンビドラマ。『28日後…』に影響を受けた部分もありそうです。

本作『28週後…』は?

続編の『28週後…』も、基本的にはその路線を引き継いでいます。

ただし、キャストも総入れ替えとなり、ストーリーとしての繋がりはほぼないので、どちらか単体で見ても十分理解できる内容です。

物語の始まりは、ウイルス感染から28週間が経過した「その後」が舞台

ロンドンは壊滅状態から少しずつ復興をはじめ、アメリカ軍やNATOの手によって“第1地区”という安全エリアも整備されている。街にはまた人が住みはじめており、検問や監視システムで管理も万全。

見た目には「もう安全そうかな?」という感じなのですが…。まさかの”予想だにしない出来事”から、ロンドンは再び大惨事へと飲まれていくー。

スピード感とテンポの良さ!

この作品が描いているのは、“希望の光”に見える再建の裏にある、不穏な空気。

しかも今回は、ただのゾンビ映画ではなく「人間の行動がもたらす二次災害」のようなやっちまった感を描いているとも言えます(・ω・)

ただ、のっけから『…え、めちゃくちゃ面白くない?…前作確実に超えてるよね…!?』と確信したエンタメとしての面白さ。

前作がかなりミニシアター向けなテイストだったのに対し、本作のスピード感、ダイナミックさ、テンポの良さといったら!

2、感動の家族の再会が”最悪”って?

まさかの”耐性”を持っていた妻

物語のカギを握るのは、感染爆発のロンドンから奇跡的に生還した女性・アリス。

彼女はなんと、廃墟となった自宅でずっと生き延びていた。そして、ついに軍に保護されるのですが、そこでとんでもない事実が判明ー。

彼女は“感染している”にもかかわらず、発症しない。つまり、ウイルスに対する「耐性」を持った特異体質だったのです。

同時にアリスは“ある人”との再会を果たす。それが、彼女の夫である”ドン”。

夫の焦り、最大級…!

28週後
『…アナタ!…ウソでしょお!?』
(C)2007 TWENTIETH CENTURY FOX

実は物語の冒頭、ある一家と暮らしていた夫婦…。
しかし、ここへ感染者たちがなだれ込み、ドンは妻を見捨ててその場から逃げ去ってしまうのです(!)

1度目に本作を見た時は『…ひでぇやつだな、ドンwww』くらいの印象しかなかったのですが。
今回、見返してみて『…いやこれ、すんげーリアルじゃね…(・ω・)』とすごく身につまされ?ました。

このテの映画やドラマで、ここまで潔く夫が妻を見捨てるシーンて、あまり見たことないですよね。
もちろん妻を愛していたドンですが、極限の状況下に置かれた彼が咄嗟にとってしまった行動は、見ているこちらも辛く…。

当時、”現場”にはいなかった子供たちに”真実”を言えるわけもないドンは「ママは襲われて死んだ…」と嘘をついていた。

しかし、自宅にママの写真を探しに行った子供たちが、なんと「ママ」を発見することとなるのです。

「結局お前らが母親を見つけ出したから”地獄”が再開したんだろが…」となるのもまぁ分かるのですが。じゃないと、話が進まないし、ね…(・ω・)

「愛してるわ、ドン」…あのキスの意味

アリスとドンが再会した瞬間、明らかに空気がおかしかったんですよね…。
ドンの方はなんとか取り繕おうとするのですが、アリスの表情はどこか冷めていて、怒りと悲しみをぐっと飲み込んだような感じ。

そして問題のシーン。アリスは、涙ながらにこう言います。

「愛してるわ、ドン」

それを聞いたドンは、安心したようにアリスにキスをします。

次の瞬間、ドンは感染してしまい、発症ー。これから起きる、凄惨な感染再拡大の引き金となります。

…いや、これはどう考えても“仕返し”に見えてしまいます…。

自分を見捨てて逃げた夫への復讐。「愛してる」と言いつつ、わざと感染させたような、そんな怖さすらある。
彼女が”自分の状態”を知っていたことを考えると…どうにも偶然とは思えません。

“家族”の絆が感染を呼び戻す

皮肉なのは、こうした“家族の再会”が悲劇の始まりになってしまったという点。
普通なら「家族愛」は救いの象徴になりそうなところですが、この映画ではそれが裏目に出てしまう。

『28週後…』が恐ろしいのは、ウイルスそのものよりも、人間の“感情”や“信頼”が脆さとして描かれているところなんですよね。

「感染拡大の原因は、軍の失策でもウイルスの進化でもない。家族の“絆”だった」というのは、なんとも皮肉で、切なくて、怖い構図だなと思います。


※ここから先はネタバレありで語ります。
未見の方はこちらから視聴できます◎

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記事の最後にまとめてあります

3、実は容赦のない、鬱映画

究極の軍の”判断”

28週後
ある意味、ゾンビより怖いわ…
(C)2007 TWENTIETH CENTURY FOX

ウイルス再拡大が始まった瞬間、軍はパニックに陥ります。

もともと感染ゼロを前提に動いていたため、想定外の事態に現場も大混乱。やがて下されるのは、非感染者であっても「射殺」するという、極限の決断…!

この「コード・レッド」発令以降、映画のテンションは一気に引き上がり、まさに“地獄の始まり”!群衆たちも皆固まっていたものだから、感染のスピードもまるで笑ってしまうような光の早さ…。

軍の対応は合理的である一方で、命の選別という現実に踏み込むことで、観る側に強烈な緊張と苦味を残していきます。

“管理社会の崩壊”の象徴のよう

当初、軍の目的は「市民の保護」でした。しかし、感染が広がるにつれてその前提が崩れ、次第に「いかに封じ込めるか」が最優先事項へと変わっていきます。

この転換がもたらすのは、軍と民間人との断絶、そして信頼の崩壊です。

誰が感染していて、誰が安全なのかー、それすらも見分けがつかない状況では、善悪の判断も不可能になります。

そういった混沌とした空気の中で、銃声が鳴り響く。市民であっても、逃げようとすれば即射殺という状況が、まさに“管理社会の崩壊”を象徴しているように感じられ、命の大切さが完全に麻痺してきます…。

映画史に残るヒーロー”ドイル兵”爆誕。

28週後
軍人を演じさせたらこの人の右に出るものなし!
(C)2007 TWENTIETH CENTURY FOX

非感染者であっても射殺しろという命令に納得できない、ドイル兵……新しいヒーローの誕生ですww

……ここから個人的なことを?語らせてください。
ドイル兵ことジェレミー・レナーが最高すぎて、物語に集中できず… 。

無言でもキマる、喋ってもキマる、命令してもキマる……何をしてもカッコよすぎて、
「……は(・ω・)?」。

感染拡大の混乱の中で、女性の軍医スカーレット、そしてドンの子どもたちを引き連れ、自らの判断で逃走を開始。

あの状況下で冷静に判断を下し、皆に「行け!」と指示を飛ばす姿は、紛れもなく、新しいヒーローの誕生ですよね?(圧)

「向こうで会おう」の名シーン

28週後
疑似家族のようにも…
(C)2007 TWENTIETH CENTURY FOX

そんなドイルの最大の見せ場は、終盤ー。
車が動かないという非常事態の中で、子どもたちを逃がすため、なんと彼は自ら車を押しに行きます。

それは明らかに“死を覚悟した行動”であり、その直前に放ったのがこの一言。

「向こうで会おう…」

いや、泣くしかないです。これが叶わないと分かっているのに…(;ω;)

そして、直後に焼かれるという「非業の死」ー。コレ級のメインキャラが、こんなにも無惨な死に方をする容赦のなさも、本作ならでは…。

個人的には映画史に残る名シーンだと思っています(マジで)。
ただの軍人キャラで終わらせず、きちんと“信念のある行動”として描いてくれたことに、本当に感謝したくなるシーンでした。

”未来の希望”の子どもたち

逃げ惑うだけの“巻き込まれキャラ”に見えた、姉弟・タミーとアンディ。

しかし物語が進むにつれて、ワクチン開発やウイルス制御の“希望”が彼に託されているかもしれないーそれに気づいていたのが、女医のスカーレットでした。

彼らは、母親アリスと同じ“奇跡の体質”である可能性があった。また、そのことをドイルにだけは告げていたので、だからこそ、ふたりは姉弟を徹底して守ります。

そして、現に弟・アンディは、感染した父親に噛まれたにもかかわらず発症しませんでした。

科学者としてではなく、母のようなまなざしで2人に寄り添ったスカーレット。そして、自らを犠牲にして車を押したドイル。

この物語で姉弟を守ろうとした大人たちは、結果的にことごとく命を落とすことになります。

実は相当な鬱映画だった…

誰も助からない。
ただ、希望だけが生き延びる。
この構図、考えてみるとかなりの鬱展開なんですよね…(;ω;)

大人たちは、非感染者であろうが、まるでモノのように滅殺され。
そこそこのメインキャラが、生きながら焼かれ、または感染者に無惨な殺され方をされるという…最終的に残されたのは、希望としての「子どもたち」だけ。

いやほんと、見返して思いましたが、けっこうな胸くそ映画でもあったんですね、これ。(惨劇のきっかけ含め?)

でも逆に言えば、子どもたちが「ただ逃げていただけの存在」でなく、未来を繋ぐ理由があるキャラクターとして描かれていたからこそ、ここまでの重みが生まれたのだと思います。

ジェレミー・レナーは”リアルヒーロー”だった!

※イメージです

ジェレミー・レナー、瀕死の事故は甥を救うためだった。同じことが起きたら「またやる」(yahoo!ニュースより)

2023年に除雪車に轢かれ、生死をさまようほどの大怪我を負ったジェレミー・レナー。そしてのちに、事故は甥っ子を救うためだったと判明…。もはや「映画化決定」ですか…(;ω;)

生還してくれて、ほんっっと〜うに!!!良かったです。

4、ゾンビ映画なのに“オシャレ”!?

ロンドン×ゾンビがこんなに似合うなんて…

28週後
(C)2007 TWENTIETH CENTURY FOX

ゾンビ映画といえば、アメリカの田舎町とかショッピングモールとか、ちょっと土臭くてB級感ある世界観が多い中で、このシリーズの特徴はやはり舞台がロンドンということ。しかも誰もいないロンドン。

観光名所も街角も駅も橋も、誰ひとりいない…。なのに、それがめちゃくちゃ絵になる。

「ロンドンって、こんなにも終末感が似合う街だったのか…」と、思わず感心してしまうほど。静かで美しいのに、そこはかとなく怖い。このバランス感覚がたまりません。

ハリウッドの大味なドカーン!ではなく、じわじわ染みてくるような怖さがあり「ゾンビ映画」というジャンルの中でも、ちょっと異質な雰囲気を放っています。

廃墟の中に“美しさ”を感じるセンス

もうひとつ驚かされたのは、映像の“オシャレさ”。
ゾンビ映画に「オシャレ」なんて言葉を使う日がくるとは…という感じなんですが、これがセンスの塊なんです。

たとえば、屋上に置かれた色とりどりのバケツや、カーテンのはためき方、光と影のコントラスト。一見なんでもないショットでも「このカット美しいな…」と思わされる瞬間が何度もあります。

荒廃した世界の中で、生活感の残るアイテムが“色”として画面に映える感じがすごく計算されていて、ただの廃墟じゃないんですよね。

ホラーなのに、映像がちゃんと美しい。今回製作総指揮として関わっているダニー・ボイルですが、画作りには間違いなく彼の色が出ています。

独特なBGM…

音楽もまた独特で、普通のゾンビ映画とはちょっと違います。

ガンガン鳴り響くホラーサウンドじゃなくて、突然ロック調になったり、あるいは賛美歌っぽい壮大なコーラスが流れてきたり。ジャンルをまたぐような音使いが、もう本当にクセになる…笑

ゾンビから逃げてるシーンなのに、なぜか“神聖”な雰囲気すらあって、不思議な感動すら覚えるというw

『28日後…』に続き、恐怖の中に美しさや静けさを持ち込むあたり、これまたダニー・ボイルらしい演出だなと。ゾンビ映画なのに、映像と音のセンスがものすごく良い。

ホラー好きでなくても、ダニー・ボイルが好きならば観る価値はあるかもしれません。

5、ゾンビ父は、なぜ子を追い続けた?

男の子が…もう…とにかく可愛い(尊)

まず言わせてください、あの弟・アンディ。
めっっっちゃ可愛いんです…!もうあの、守ってあげたくなる系のビジュアルと、ちょっと不安げな表情がズルい。

サバイバル真っ只中でもちゃんと「子ども」でいてくれる感じがして、観ているこっちもついつい感情移入してしまいます。

そして、そんな弟を必死で守ろうとするお姉ちゃん・タミー。年が離れているので、実際はあんまり喋らないのですが、それが逆にリアルで、「あ〜この2人、ほんとに姉弟かも…」と思わせるような空気があるんです。

演技でどうこうというより、“佇まい”が自然で、なんか妙な説得力がある。これ、地味ですがかなり大事なポイントだったと思います。

なぜか刺さるドラマパート

ゾンビ映画って、よく「家族の絆」的なドラマパートをちょっとだけ挟んできたりするじゃないですか。で、たいていはベタでチープな展開だったりするんですけど…

この『28週後…』に関しては、ドラマ部分がそこまで多くないのに、なぜかちゃんと心に残るんです。
姉弟の背景もそんなには語られないし、家族がどうだったとかも最小限。でも、その“足りなさ”が逆に良かったというか。

ドイルやスカーレットと逃げ回る中で、彼らが少しずつ心を許していく感じや、ちゃんとしたセリフでなくて“間”で伝わってくるものがあって、意外とじんわりくるんです。

だからこそ、彼らが襲われそうになる場面では、こっちも本気で「お願いだから無事でいて…!」と願ってしまう。

下手に説明されないからこそ、観る側が勝手に想像して補完してしまうような、余白のある描き方がとても上手でした。

父は、なぜ“あそこまで”追ってくる?

そして後半の“ホラー担当”として君臨するのが、なんと父親・ドン。感染者になったあとの彼、もう完全にボスキャラなんです(・ω・)

他の感染者は暴れまわるだけなのに、ドンだけはやたら執拗に、ピンポイントで“子どもたち”を狙ってくる。このあたり、もはや”ゾンビストーカー”です。しかも超スピードの。

でもよく考えてみると、これってただの偶然じゃない気がするんですよね…。ドンは、妻アリスを感染させてしまったことに、罪悪感や後悔を抱えていたー。

感染によって理性は失ったはずなのに、“子どもたちだけは”本能的に執着してしまった。そして、その執着が“恐怖”として描かれるのが、この作品の皮肉なところでもあります。

「愛していたから追った」のか、「もう人間じゃないから追った」のか。

あるいは、もしかするとドンは、ただ子どもたちを“襲いたかった”のではなく、「この子たちは特別だ」と本能で嗅ぎつけていたのかもしれません。

守るはずだった希望を、自らの手で壊してしまう——そんな“もう一つの悲劇”だったとも言えます。

いい意味で!観る側によっても解釈が変わる、めちゃくちゃ深くて切ないモンスター化だったと思います。

あえてのロバート・カーライル?

父親を演じたロバート・カーライルって、そもそもデフォが結構独特な顔立ちじゃないですか…。これを狙って配役したのなら、ダニー・ボイルさすがだなと…。

6、まさかの続編『28年後…』へ。

正直、本作を超えるのは難しそうだが(笑)

…そう、とうとう来ました!2025年、ついに3作目『28年後…』が公開されます。
正直言います。期待はしてます。してますけど……この『28週後…』を超えるのは、たぶん無理じゃないかと…(笑)。

でも、今回の『28年後…』ではダニー・ボイルが再び監督としてカムバックするんですよね。今回どこまで“ボイル節”が炸裂するかが楽しみなところではあります。

そして舞台はさらに年月を経て、“28年後”。もはや人類文明がどうなっているのかすら想像がつきません笑。

でも『28週後…』のクオリティを知っているからこそ、「この世界観をさらに引き継いでくれるなら…」という期待はやっぱり捨てきれません(・ω・)

というわけで今作を改めて観返して、備えておくのはマストです。笑

ゾンビ映画ではなく、“人間映画”として残るもの

改めて『28週後…』を観て思ったのは、「これってほんとにゾンビ映画だったっけ?」ということ。

もちろん感染者は走ってくるし、血も飛ぶし、ジャンルとしてはしっかりホラーなのですが、最終的に印象に残るのは“人間のドラマ”。

オープニングでの、ドンの”苦渋”の選択。
予期せぬ妻との再会。
そこから一気に広がる地獄の感染。
ドイルたちの逃走、燃え上がる街、ガスに包まれる街。
ドイルの決断。そして地下鉄での、あの悲劇。

最後までネタが途切れずに突っ走ってくれるテンポ感に、ただただ「よくぞここまで詰め込んだな!?」と感心しました。

しかも、それぞれの出来事に“ちゃんと意味”がある。
なので、観終わったあとに「何も残らないB級」ではなく「ずっしり何かが残るドラマ」として、ちゃんと記憶に残るんですよね。

ゾンビものって、本来は“死体が走ってるだけ”のはずなのに、この作品では「逃げる理由」「追う動機」「守る意味」がちゃんと人間の中に存在している。

だからただのパニック映画でなくて、“痛いけど切ない、ちょっと悲しい物語”として胸に残るんです。

『28年後…』がこの“人間の重さ”をどこまで引き継いでくれるのか(!)派手さだけじゃなく、この独特の余韻まで含めて、どうか大切にしてほしいなと願っています。

”姉・タミー”役にビックリ!!

28週後
18歳とは思えぬこの気だるい色気…

姉を演じた”タミー”役の女優さんが、とんでもない美人で釘付けだったのですが「…え、コレってイモージェン・プーツだったの…!?」とビックリ!!!

しかも当時18歳だったようなのですが、18歳とは思えぬ雰囲気で、仕上がり過ぎているこの美貌…。

彼女を認識したのは『ビバリウム』だったのですが、なんと彼女のデビュー作(のようです)を見ていたとは。

『ビバリウム』は役も庶民ぽい雰囲気だったので、そういう感じではなかった?です(・ω・)

調べると、他に3作ほど彼女の作品を見てはいたのですが、どれも脇役のせいなのか?まったく記憶になく…。

いや〜、もっと「出てきていても」良くないです!?彼女…。

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