【2023】新作映画BEST10

懐かしのランキングです(笑)。これだけはメモしていて本当〜に良かったです!!

2023年は、劇場鑑賞30本、新作配信61本、計91本のランキングとなります。ちなみに劇場公開は2022年であっても、2023年に新作として配信・レンタルされた作品も含んでいるのでご了承願います。ちなみに旧作は127本鑑賞したので、旧作のランキングもまたしていきたいなぁと思います。

この年は社会現象になった作品も多く、普段は劇場へあまり行かない方も『例の作品』を観るために劇場へ行かれた方も多かったのではないでしょうか。ランキングとしては洋画・邦画・アニメ、ジャンルもドラマ・ホラー・アクションなど結構バラけたかなぁと思います。

第10位 【対峙】シリアスドラマ

映画.comより

世界で43の映画賞を受賞した手堅いシリアスドラマ。学校で起きた銃乱射事件の被害者両親と加害者両親が、密室で対話をする2時間。実際にもよく耳にする事件なだけに実話なのかと思ってしまいますが、あくまでフィクションです。

感情の全てをぶつけんとする魂の叫びには、こちらも心臓を掴まれるかのような衝撃と疲労が。しかし、ラストで加害者の母親が起こすあるアクションには号泣。鑑賞するにはそれなりに精神力を要しますが、ある種の確かな感動を味わえる作品です。

第9位 【インシディアス 赤い扉】ホラー

映画.comより

私が最も好きなホラーシリーズであるインシディアスの完結編ながら、やっぱりDVDスルーな上に、巷の評判もイマイチ…しかし私は大好きなんだ(笑)!完結編は、本シリーズに愛情を注ぐパトリック・ウィルソン自らが監督。

なんと夫婦はその後離婚し、あんなに可愛かったダルトンくんが絶賛反抗期という不穏な設定も、家族の絆を修復させるためのフリ。本作ではダルトンの祖父の謎や、シリーズのファンならエンディングにちょっと嬉しいサプライズも。ただ怖いだけでなく、家族愛などのドラマもしっかりと堪能出来るのが本シリーズの良いところだったのに、これで終わってしまうなんて…もっと観たかった(;ω;)

第8位 【PLAN 75】シリアスドラマ

映画.comより

75歳以上は自分で死を選べる『PLAN75』という制度が制定された架空の世界。1人の人間が孤独になるというのは、こんなにもあっという間に、突然訪れるものなのか-。

物語は主人公のミチと、ある男性の2人が、PLAN75を決断してからのドラマ、そして彼らの最期までを見届ける役所の世話係の葛藤などが描かれます。皮肉なことに、この制度によって救われる人がいることも事実ですが、それならば75歳以上の人たちがもう少し暮らしやすく出来る法律がなぜ作れないのか-。ミチを演じる倍賞美津子はもちろん、世話係の磯村勇斗と河合優実が素晴らしい

第7位 【マイ・エレメント】アニメ

映画.comより

本作でディズニーが描いたのは、水と火という特性を擬人化したキャラクター。触れたいのに触れられないというコンセプトを悲恋ものとして描いたのはさすが。正直このビジュアルでここまで恋愛ものだとは思わず驚いたのですが(笑)どうやらピクサー史上最もロマンティックな作品なんだそう。

これまでのピクサー作品のように悪者を登場させアドベンチャー色を濃くすることも出来たのでしょうが、本作ではあえて2人の心情を丁寧に描き、恋愛メインにしたことが功を奏したように思います。水彩タッチの画がとても美しいです。

第6位 【ゴジラ−1.0】SFアクション

映画.comより

なんと言っても、日本映画として初めてアカデミー賞・視覚効果賞を受賞し、国中が湧いた本作!私も結果発表時は泣きました…。1作目から70年経った令和版ゴジラは、大衆向けの娯楽映画小難しい話なんて要らない、ご都合主義でいいんです(笑)!

元々パニック映画が大好物な私からしたら、ゴジラに襲われ大衆が逃げ惑う描写こそ、まさに待ち望んでいた描写、こういうゴジラが観たかった!海で泳ぎながら近づいてくるリアルな表情が可愛いし、手が一定の位置で固まったまま歩く姿も、とってもツボ♡

第5位 【イノセンツ】サイキックホラー

映画.comより

大友克洋の『童夢』からインスピレーションを受けて製作された北欧スリラー。久しぶりに劇場で、いい意味で?胃が痛くなりました…。冷房で寒いのか、映画で鳥肌が立っているのかが分からないゾクゾク感。

北欧らしく繊細で美しい映像に、子供たちの恐ろしい『秘めごと』の対比がたまらない。中盤にかけてはやや展開が遅く感じるところもありますが、ある出来事をきっかけに、見る者はただひたすら祈るしかない究極のスリラードラマへと変貌。確実に崩壊へと向かっていく様はこちらもジワジワと精神的に追い詰められ、もはや見ていられない…。サイキックものが苦手な方にもぜひ観てもらいたい作品。

第4位 【スマイル】ホラー

wikipediaより

実質、この年のホラー映画では本作がNo.1です。今か今かと公開を待ちわびていたのに『インシディアス 赤い扉』と同じくサクッとDVDスルー…。さらにこの年は『死霊のは○わた ライジング』までもがDVDスルーされるという、ホラー好きにとって三重の悲劇が。

いわゆる感染系ホラーでありながら、感染源はまさかの『笑顔』変化球で突如やって来る、パワー系のショッキング描写には心臓が跳ね上がること必至。ちなみに続編が10月に全米公開とのことですが、お願いなので今度こそ!日本でも上映してください(;ω;)

第3位 【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3】MARVEL

映画.comより

実は以前のブログではあまりハマらなかったと言っていたこのシリーズにどハマりw いやぁ、何が起きるかわからないものです(・ω・)

もはや、MARVELどうこうではなく?単体としても非常に人気の高いこのシリーズ。アドベンチャー、バトル、シリアス、ユーモア、そして感動と、あらゆる要素を詰め込みまくっているにも関わらずとてもバランスの良い奇跡の最終章

3作目ともなると、どのメンバーが危機に陥っても皆、自身を顧みず真っ先に助けに行くのが泣ける…。種族も違う、考え方がこれほどまでに違う者同士が、なぜ本物の家族よりも家族になれるのか-。彼らの今後が見られないことが、こんなにも悲しいだなんて…(;ω;)動物好きには耐え難いシーンもあるので、そこだけ注意。

第2位 【THE FIRST SLAM DUNK】アニメ

映画.comより

この時期『トップガン マーヴェリック』『RRR』と並び、3強と言われていた本作(ちなみに『トップガン マーヴェリック』は2022年に鑑賞したので、このランキングには入っていません)

私のようにスラムダンクをまったく見たことがない人でもしっかり楽しめる親切設計になっているし、むしろそれ以上のところへ感情を引っ張っていってくれたハイレベルなクオリティに驚愕アニメでこんな表現が出来るのかと度肝を抜かれた1本でした。監督としての手腕も見せつけた井上雄彦氏にも脱帽。

ラストのモノクロ無音演出には、感動なのかなんなのか、もう色々凄すぎて、息を止めながら必死で胸骨を押さえてました。自身からおかしな声が出そうなのに、場内は見事に物音ひとつしないしで、みんななんの嫌がらせなの(・ω・)とキレそうでした。

第1位 【RRR】アクション

映画.comより

というわけで、3強のうちの1本が第1位です!本作ももはや社会現象になったほどなので、映画好きでなくともタイトルは知っている方も多いかと思います。『バーフバリ』あたりからグイグイとインド映画の知名度も上がってきましたが、本作がトドメを刺しましたね(笑)。

正直、劇場へ行く前はなぜこんなに評判が良いのだろう?と半信半疑だったのですが、本作の持つ圧倒的パワーには笑うしかありませんでしたww 序盤から、本来ならば映画のクライマックスで持って来るような怒涛のシーンの連続で、なんなら全編がクライマックスで構成されているという脅威の作品!アクション、友情、恋愛など様々な要素が、薄めることを知らない原液そのままの濃度で展開されるので疲労さえも覚えますが、それがむしろ快感にw

ちなみに友人は、あらゆる劇場で15回ほど鑑賞比べをしてました。





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