\おすすめ記事はこの3本/

【どんでん返し洋画15選②】まだある!オチが鮮やかな通好みスリラー

どんでん返し映画・第1弾では、「まずはコレ!」な王道の名作どんでん返し映画を紹介しました。

しかし、知名度は低いながらも、まだまだ面白いどんでん返し映画は眠っています。…というわけで!第2弾では、より“掘り出し系”に寄せたラインナップをセレクト。

”Mr.どんでん返し”によるシニア系ホラーから、ジャケットの売り方さえ間違えなければ(人によっては)名作だったかもしれない…!? ある意味”事件級”の作品まで。

今回も、紹介している作品はすべてU-NEXTで視聴できます◎(無料トライアル中であれば料金はかかりません)

「王道は観尽くした」「もうひとクセほしい」という方こそ刺さる作品ばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の情報は、記事作成時のものです。鑑賞時にU-NEXTサイトをご確認ください。

星の数でひと目で比較!

各作品ごとに「完成度・騙され度」など3つの指標を設けています。星評価はあくまで私の主観ですが、比較の目安にどうぞ。

【ロスト・ボディ】(2012)

ロスト・ボディ

【あらすじ】
ある晩、パニック状態となった死体安置所の警備員がトラックに轢かれて死亡する。その死体安置所では、マイカという女性の死体が行方不明になっていた。死体失踪事件の捜査に乗り出したハイメ警部は、マイカの夫アレックスと接触を図るが…(映画.comより)

【キーワード】
#遺体消失 #使命 #過去

完成度  ★★★★★★★★★☆
騙され度 ★★★★★★★★★☆
翻弄   ★★★★★★★★☆☆

  • 王道編でも取り上げた『インビジブル・ゲスト』のオリオル・パウロ監督作。あの緻密な伏線回収と完璧なミスリードの技はここでも健在。
  • 『インビジブル・ゲスト』同様本作にも通ずるのは、ただ観客を驚かせるためだけの仕掛けではなく、その裏に隠された人間ドラマ。
  • ホラー風の“死体が消える”導入に反し、実際の本質は骨太のミステリーサスペンス。表のストーリーはあくまで壮大な仕掛けの一部にすぎず。
  • 真相を知った瞬間、”ココ”と”ソコ”が繋がっていたという意外性が、本作最大の快感。ただ驚かされるだけでなく、人物像そのものがアップデートされて見えるどんでん返しが堪能できる。

【9人の翻訳家 囚われたベストセラー】(2019)

9人の翻訳家 囚われたベストセラー

【あらすじ】
世界的小説「デダリュス」完結編の同時発売に向け、9人の翻訳家が外部遮断の洋館に隔離される。しかしその原稿がネットに流出し、犯人から「500万ユーロ払わなければ全ページを公開する」と脅迫が。密室状態のはずの中で、一体誰が流出させたのか—。

【キーワード】
#閉鎖空間 #脅迫 #知的

完成度  ★★★★★★★★☆☆
騙され度 ★★★★★★★★★☆
虚像   ★★★★★★★★☆☆

  • ダン・ブラウン『インフェルノ』出版時に“翻訳家を地下室に隔離して作業させた”という前代未聞の実話エピソードをモチーフにしている。
  • 9人の中に流出犯がいる犯人当てかと思いきや、事件の影でひっそり隠れていた“まさかの本質”が物語の核心だったと気づく瞬間が最高。
  • 幾重にも仕掛けられたツイストに「まだ何かあるの??」と驚きが止まらず、ラストで全貌がつながる瞬間には思わずため息が出るほど気持ちいい。
  • とある人物の素性が明かされると、それまでのイメージがひっくり返るほど“かっこ良く”映り、事件の裏に潜んでいたのは、“愛と絆”だったという感動も。

【手紙は憶えている】(2015)PG12

手紙は憶えている

【あらすじ】
記憶が薄れつつある90歳のゼブは、友人マックスから“家族を殺したナチス兵ルディ・コランダー”に関する手紙を託される。彼は身分を偽って生き延びており、容疑者は4人。体の不自由なマックスの思いも背負い、ゼブは手紙と断片的な記憶だけを頼りに復讐の旅へと歩み出す—。

【キーワード】
#記憶喪失 #復讐劇 #鬱

完成度  ★★★★★★★★★☆
騙され度 ★★★★★★★★★★
因果   ★★★★★★★★★☆

  • アウシュビッツ生存者の証言や戦争裁判の記録を下敷きにする重いテーマですが、淡々と進む旅の裏側に“本当の物語”が静かに潜んでいた衝撃…。
  • 多くのどんでん返し映画が爽快感や知的快感に寄る中、本作は“理解できてしまう結末”だからこそ重く残る納得はできても、気持ちはまったく救われない。
  • 真相が明かされたとき、復讐の物語だと思っていた全てが別の色に反転し、胸を締め付ける感情だけが強烈に残る…。
  • おじいちゃん映画が好きな私は、もっと穏やかな物語だと思っていたので、ジャケットの優しい雰囲気からは想像もつかない”結末”にやられた(;ω;)

【鑑定士と顔のない依頼人】(2013)PG12

鑑定士と顔のない依頼人

【あらすじ】
天才的な審美眼を持つ鑑定士バージルは、姿を見せない謎の依頼人クレアから、美術品の鑑定を依頼される。屋敷に隠された秘密と、ある“発見”をきっかけに、彼の完璧だった人生は静かに歪み始めていく─。

【キーワード】
#格調高い #鑑定士 #謎の依頼人

完成度   ★★★★★★★★★☆
騙され度  ★★★★★★★☆☆☆
やるせなさ ★★★★★★★★★★

  • おじいちゃんどんでん返しものの良作を、もう1つ。『ニュー・シネマ・パラダイス』の巨匠・ジュゼッペ・トルナトーレ監督による上質ミステリー。
  • 派手な罰やカタルシスがない分、後味のしんどさはむしろこちらの方が上で、観る側に強烈なやるせなさを突きつける。
  • さらに、明確な悪意や報いが示されるわけでもないので「なぜここまで…」という理不尽さだけが残る描き方が、より一層の虚無感を生む。
  • 主人公が鑑定士という職業柄、絵画や貴重な美術品、重厚な屋敷が登場し、物語だけでなく映像でも楽しめる。

【search サーチ】(2018)

search サーチ

【あらすじ】
16歳の娘マーゴットが突然失踪し、37時間が経過。父デビッドは彼女のPCにログインし、SNSやメールをたどって“娘の本当の姿”を探り始めるが、画面の中には、家族が知らなかったもう一人のマーゴットが浮かび上がっていく—。

【キーワード】
#全編PC画面 #失踪事件 #父の探索

完成度  ★★★★★★★★☆☆
騙され度 ★★★★★★★★☆☆
SNS迷宮 ★★★★★★★★★☆

  • 全編がパソコン画面だけなので本筋に関係ないエピソードがなく、娘の失踪劇だけで最後まで走り切るテンポの良さと緊張感が持続。
  • 娘のSNSに潜り込んだ父がFacebookやインスタ、配信動画を“捜索”していく過程は他人の秘密を覗き見しているような背徳感がある。笑
  • 複数の大きめサプライズに2転3転しながらも不自然さがなく、フェイクすら許容できるほど自然な流れで惹き込まれる“正統派の良質サスペンス”で、家族ドラマとして泣ける要素まで。
  • 同じ画面手法を使ったシリーズ第2作もありますが、物語のシンプルさとキレの良さはやっぱり1作目が好み。

【ヴィジット】(2015)

ヴィジット

【あらすじ】
休暇で祖父母の家を訪れた姉妹は、「楽しく過ごす」「好きなものを食べる」「夜9時半以降は部屋を出ない」という3つの約束を言い渡される。しかし夜になると家の中に異様な気配が漂い、恐怖に駆られた2人は“開けるな”と言われた部屋の扉を開けてしまう—。

【キーワード】
#祖父母 #姉弟の帰省 #3つのルール

完成度  ★★★★★★★☆☆☆
騙され度 ★★★★★★★★★☆
不穏   ★★★★★★★★★☆

  • “Mr.どんでん返し”と過剰に期待され続けて気の毒なシャマランですが、個人的に本作は『シックス・センス』に次ぐシンプルなどんでん返し系かと。
  • 最近人気の“ババアホラー”ですが笑、本作ではじいさんまでもが参戦!まさに“シニア怪ホラー”の代表格といえる奇妙さと怖さが凝縮
  • 94分とテンポ抜群で、祖父母の怪異のバリエーションも豊富。なかでも深夜に下着姿で徘徊する、”びんぼっちゃま”ばあさんは強烈。
  • ほかのホラーでは※滅多に見ないレベルの汚物系の演出があり、グロより苦手な人もいるほどの破壊力なので、この一点だけは本当に注意が必要。

【THE GUILTY/ギルティ】(2018)

THE GUILTY/ギルティ

【あらすじ】
過去の事件で現場を離れ、通報指令室で働く元警官アスガー。ある日「誘拐されている」という女性からの電話が入り、彼は車の走行音や息づかいなど“音”の手がかりだけで状況を推理し、事件の真相に迫っていく—。

【キーワード】
#オペレーター #ワンシチュエーション #想像力

完成度  ★★★★★★★☆☆☆
騙され度 ★★★★★★★★★☆
呆然   ★★★★★★★★★☆

  • 物語の大半は、通報司令室内に限定された“ほぼワンシチュエーション”構造で、主人公の耳に入る“電話の向こうの世界”だけで物語が展開。
  • 共感ゼロの不器用すぎる主人公像や、淡々とした容赦のないテイストがこれぞ北欧サスペンスで、良くも悪くも“リアルさ”が刺さる1本。
  • ずっと“こうだ”と信じて突っ走っていた主人公が、ある瞬間にその前提ごとひっくり返される場面の落差は衝撃。あの1秒で、観客まで一緒に『やっちまった…』と胃をつかまれる
  • Netflixオリジナルのリメイク版は感情の起伏が強めで、ぐっとドラマ寄り。静かな緊張で攻める北欧版とは、空気感は別物。ジェイクのキャラにイラつく人多し…笑。

【ザリガニの鳴くところ】(2022)

ザリガニの鳴くところ

【あらすじ】
湿地で青年の遺体が見つかり、孤独に生きてきた少女カイアが容疑者に。幼い頃に家族に捨てられた彼女は、自然の中で育ち、ある青年との出会いで人生が動き出す。裁判では、カイアの半生が明かされていく─。

【キーワード】
#裁判劇 #回想 #恋愛要素

完成度  ★★★★★★★★☆☆
騙され度 ★★★★★★★★★☆
余韻   ★★★★★★★★★☆

  • 「ザリガニが鳴く」と呼ばれる湿地帯の神秘的な舞台が作品全体を包み、主人公カイアの清楚な佇まいがミステリーをより静かに格上げしている。
  • 幼い頃から湿地で1人で生きてきたカイアのドラマと淡い恋の行方が丁寧に描かれ、自然と孤独が生活そのものになった独特の世界観が強く印象に残る。
  • 純粋なサスペンスとして鑑賞すると少し印象は異なるかもしれませんが、どんでん返し映画を前提にしていない物語だからこそ、ラストの一撃がより鮮やかに響く
  • 見終わった瞬間に思わず小さなため息が漏れ、 “どんな気持ちで受け止めれば…”となるほどの重い余韻が…。
  • U-NEXTでは本作のみポイントが必要となりますが、無料トライアルの方は加入時のポイントで鑑賞できるので、追加料金はかかりません◎

【マローボーン家の掟】(2017)

マローボーン家の掟

【あらすじ】
森の屋敷で“5つの掟”を守り暮らすマローボーン家の4兄妹。母の死後、過去から逃れるために静かに暮らす彼らだったが、屋敷の中で不気味な気配が増し、奇妙な出来事が続き始める。兄弟を守ろうとする長男ジャックは、追い詰められる中である決断を下す─。

【キーワード】
#秘密 #家族愛 #5つのルール

完成度  ★★★★★★★★★☆
騙され度 ★★★★★★★☆☆☆
切なさ  ★★★★★★★★★☆

  • いわゆるどんでん返しの仕掛け以上に、兄妹の絆や心の痛みを丁寧に積み上げる“物語そのものの力”が際立ち、ドラマ作品として完成度が高い
  • 一方で、屋敷の不気味な気配や恐怖演出もしっかり堪能でき、ホラーの緊張感を味わいたい人も満足の出来る仕上がりに。
  • すべてが明らかになった瞬間に胸が締めつけられるような切なさが押し寄せ、背景を知れば知るほど辛く、あまりにやるせない余韻を残す。
  • アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスの共演という、今思えばかなりの豪華キャスト。アニャはミアの役でもハマりそう。

【アンテベラム】(2020)

アンテベラム

【あらすじ】
成功した作家ヴェロニカは、家族に囲まれた何不自由ない日常を送っていた。しかし講演会の帰り道、彼女の世界は突然“悪夢のような現実”へ反転してしまう。一方、南部のプランテーションで重労働を強いられる女性エデンは、仲間とともに脱走を試みるが─。

【キーワード】
#2つのパート #人種差別 #支配と暴力

完成度    ★★★★★★★☆☆☆
騙され度   ★★★★★★★☆☆☆
メッセージ性 ★★★★★★★★☆☆

  • 『ゲット・アウト』『アス』の系譜らしい、人種問題を真正面から扱う社会派スリラーで、テーマの鋭さが物語全体を強烈に支えている。
  • これぞ“一発オチもの”ですが、冒頭からずっと奇妙な違和感が積み重なっていくため、観客も何かがおかしいと感じながらも先が読めず、オチの意外性はしっかりと効いている。
  • 真相が分かった途端、それまでの言動や空気のズレが一気に回収され、物語の構造そのものが“意味”として立ち上がるタイプのどんでん返し。
  • 映像のコントラストや音の使い方、人々の佇まいなど演出面の緊張感が際立っており、世界観そのものが強い没入感を生み出している。

【パッセンジャーズ】(2008)

パッセンジャーズ

【あらすじ】
飛行機事故で生き残った5人の乗客のカウンセリングを担当することになったセラピストのクレアだったが、5人の生存者がひとりまたひとりと姿を消していく。不審に思ったクレアは事故の真相を探っていくが、そこには驚愕の事実が…。(映画.comより)

【キーワード】
#セラピスト #飛行機事故 #不可解な現象 

完成度  ★★★★★★☆☆☆☆
騙され度 ★★★★★★★☆☆☆
余韻   ★★★★★★★★☆☆

  • オチは読めるかもしれないので“ドラマ重視”で楽しむのがおすすめ。アン・ハサウェイの美しさは破壊力MAXで、ファンならば問答無用で押さえるべき1本(・ω・)
  • 前半は少しスローですが、真相がわかると一気に切なさへ転換し、不可解だった出来事がすべて“泣ける理由”として回収されていく。
  • 登場人物にもそれぞれ意味があり、「実は〇〇だった」「あの言動は〇〇だった」と、真相後にバラバラの点が繋がる構成。
  • 個人的に、度々出てくるハスキーのような謎イヌが可愛い。一体、なんの犬種なんでしょう…(?)

【トライアングル】(2009)PG12

トライアングル

【あらすじ】
ヨットの航海中に嵐へ巻き込まれたジェスたちは、現れた大型客船に避難する。しかし船内は無人で不気味な気配だけが残り、やがて覆面の人物に仲間が襲われていく。逃げ惑うジェスは、甲板で“自分たちが客船に乗り込もうとしている姿”を目撃してしまう─。

【キーワード】PG12
#ループもの #大型客船 #襲撃者 

完成度     ★★★★★★★☆☆☆
騙され度    ★★★★★★★☆☆☆
ループの中毒性 ★★★★★★★★☆☆

  • 当時はループもの自体が珍しく、かなり斬新な設定だった本作。いまは同系統の作品が増えている分、見る人によってはオチに気づいてしまう可能性も。
  • それでも、大型客船 × 謎の襲撃者 × ループ要素の組み合わせはミステリー好きにはたまらず、ハマる人は惹き込まれるタイプの1作。
  • 象徴的なあるシーンでは、一見ゾッとするのに、よく見るとどこか滑稽で笑ってしまうような、独特のシュールさも。
  • 主人公を演じたスタイル抜群のメリッサ・ジョージが魅力的。当時『30デイズ・ナイト』などホラー映画の常連でしたが、現在は女優業から距離を置いているよう。

【スリープ】(2022)

スリープ

【あらすじ】
出産を控えたヒョンスとスジンは幸せな日々を送っていたが、ある夜ヒョンスが「誰か入ってきた」とつぶやいた瞬間から家に不穏な気配が漂い始める。以降、彼は眠るたびに奇妙な行動を繰り返すようになり、夫婦は原因を探るため医療と祈祷の両方に頼ることになる─。

【キーワード】
#睡眠障害 #夫婦のすれ違い #動物注意 

完成度  ★★★★★★★☆☆☆
騙され度 ★★★★★★★★☆☆
不穏   ★★★★★★★★☆☆

  • 韓国では観客動員100万人超えを記録し『オッペンハイマー』を抑えて1位を獲得した睡眠スリラー。なかなか見ないタイプの物語なので、スリラー好きで変わり種を求める方には特に刺さる1本。
  • いわゆる王道のどんでん返しではないものの、夫の睡眠障害を軸に不穏さが積み重なり、ラスト数分で「そっち…!?」と認識が反転する心地よい驚きを味わえる。
  • 伏線の配置と回収の見せ方が巧みで、恐怖だけでなく“夫婦の愛や疑念が揺らぐ心理ドラマ”としても深みがある。
  • 年齢制限はないものの、ペットに関する痛ましい描写や軽いグロシーンがあるため、苦手な方は注意してほしい1作。

【ピエロがお前を嘲笑う】(2014)PG12

ピエロがお前を嘲笑う

【あらすじ】
並外れたコンピューターの才能を持つ青年ベンヤミンは、正体不明のハッカー集団「CLAY」からメンバーになるよう誘いを受ける。彼らはやがて危険な陰謀に巻き込まれ、警察からもマフィアからも追われる身となってしまう。(映画.comより)

【キーワード】
#ハッカー集団 #トリック #スタイリッシュ 

完成度  ★★★★★★★★☆☆
騙され度 ★★★★★★★★☆☆
緻密   ★★★★★★★★★☆

  • 2度観て楽しんだのに内容をほぼ覚えていないという、“いい意味でややこしい”スリラーで、何度でも初見気分で味わえる。
  • 序盤から「何かが始まりそうな空気感」に一気に引き込まれ、“人は見えるものしか信じない”という罠にこちらもまんまとハマっていく
  • 終盤で1度ひっくり返したかと思えば、ラストにもう一撃が用意されており、ひねりの多さは『閉ざされた森』クラス。理解しきれなくても、その混乱すら楽しい1本。
  • 犯罪を扱っていながら全体にスタイリッシュなカッコよさがあり、観終わったときの爽快感は『グランド・イリュージョン』にも通じるものがある。

♦︎ 異色どんでん返し

ここからは“変わり種どんでん返し”枠。(この枠は、今後増えていく可能性大w)

刺さる人にはガッツリ刺さる…かもしれない(!?)クセ強タイプをご紹介。

好みは極端に分かれますので、ここから先は自己責任でどうぞ。笑

【ホスティル】(2017)

ホスティル

【あらすじ】
未知のクリーチャーが徘徊する終末世界で、生き残ったジュリエットは廃墟の街で物資を探す途中、事故で荒野にひとり取り残されてしまう。夜の闇が迫る中、彼女のもとへ“人ならざる何か”が近づいてくる気配がし、孤独なサバイバルが静かに幕を開ける─。

【キーワード】
#終末世界 #恋愛要素(重要) #回想 

サバイバル度  ★★★☆☆☆☆☆☆☆
ロマンス    ★★★★★★★★★☆
情緒のギャップ ★★★★★★★★★☆

  • あらすじとジャケットのせいで(※上記の画像はジャケットではありません)誰もがクリーチャーサバイバルだと勘違いをし、売り方を間違えられた本作。
  • 実際、Firmarksでも2.9という有り様ですが、たまにとんでもなく高評価の方がチラホラ。海外の批評サイトでもほぼ低評価な中、熱狂的に誉めている人が一定数いる模様w
  • 主人公がなかなかのクズキャラなので序盤はイライラしたのですが、途中でジャケットを思い出し、「…まさか…〇〇が〇〇ってこと!?」と気づき始めてからは真剣に見始め…。
  • 個人的には、ジャケットを見ずに鑑賞したら年間TOP10に入った可能性も
  • ジャケットを見ずに鑑賞して面白くなかったとしても責任は取れませんがw 少しでも興味が湧いた方は、何も情報を入れずに鑑賞していただきたいです。

    …が、すみません、現在はU-NEXTでの配信が終了してしまったようで?また再配信があるかもなので、楽しみにしていてください笑。

▶ U-NEXTなら紹介作品すべて視聴◎

📺 31日間無料トライアル
気になる作品があったら今すぐチェック◎

※PR/リンク先:U-NEXT公式サイト

▶︎ 映画レビューのタイトル一覧はこちら

ホラーや変わり種もそろってます

ジャンル別にサクッと探せます◎

▶︎ ランキングに参加しています
気に入ってもらえたら
ポチッと応援していただけると嬉しいです◎

タイトルとURLをコピーしました