「トイ・ストーリー」や「アナ雪」は、何度も観たけれど、“実はまだ知られていないディズニー&ピクサー作品を観たい…!”そんな方へ向けたまとめです。
Disney+には、劇場公開では目立たなかった作品や、ここだけで見放題の“隠れた名作” が実はたくさんあります。
「こんな作品があったの!?」と驚くような良作や、他サービスでは購入(2,500円〜)でしか観られないレア作まで、今回は “Disney+で見放題のおすすめ17作品” を厳選しました。
「次は何を観よう?」と思った時の参考になれば幸いです。
※この記事で紹介する作品は すべてDisney+で見放題配信中 です。
| サービス | 視聴手段 |
|---|---|
| Disney+ | 見放題◎(全17作品) |
| Amazon プライム | レンタル 11本 販売 5本 |
| Netflix | 配信なし |
| U-NEXT | 配信なし |
作品ごとに「完成度・世界観・感動」の3指標をつけています。あくまで私自身の主観ではありますが、比較の目安にどうぞ。
この記事の情報は、記事作成時のものです。配信状況は鑑賞時にご確認ください。
❶ ディズニーピクサーの見逃し12選
定番の『トイ・ストーリー』や『アナ雪』以外にも、まだまだ名作がたくさん♪
この機会に、新しいディズニーの名作に触れてみてください。
【ラーヤと龍の王国】(2020)

【対象年齢】
小学校高学年以上〜
【ジャンル】
冒険・友情・バトルファンタジー
【あらすじ】
裏切りと争いの時代。龍の力と仲間を信じ、ラーヤが王国を取り戻すバトルファンタジー!
完成度 ★★★★★★★★★★
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★★★★★
- 正直、この作品を知らないのはもったいないレベル。今回紹介する中でも最も推したい隠れ名作。
- バラバラになった5つの国がもう1度ひとつになろうとする物語。さらに争いだけでなく、友情も家族愛もつまった感動ファンタジー。
- 「1度の裏切りで人を決めつけてはいけない」という深いメッセージは、子どもだけでなく大人にこそ刺さるテーマ。
- 仲間キャラがとにかくカオス。戦うプリンセス・巨大アルマジロ・料理人少年・詐欺ベビー+猿3匹・おじさん…こんなに年齢も種族もバラバラなパーティーある!?って感じで笑う。
- しかも赤ちゃん(推定2歳・オムツ)なのに、手クセが悪く人をだます天才って…ディズニーどうした…(・ω・)
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:400円(吹替・字幕)
・DVD:なし
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【ミラベルと魔法だらけの家】(2021)

【対象年齢】
小学生以上〜
【ジャンル】
家族・音楽・ファンタジー
【あらすじ】
魔法の力をもつ家族の中で、ただ1人だけ“普通の女の子”ミラベルが、壊れかけた家族と魔法を守ろうとする優しい物語。
完成度 ★★★★★★★☆☆☆
世界観 ★★★★★★★★☆☆
感動 ★★★★★★★★☆☆
- 魔法一家の中で、ひとりだけ何の力も持たないミラベルが主人公。ここに共感できる人多し。
- 家族の才能・期待・プレッシャー…ディズニーなのに“心の重さ”がリアルで刺さる。
- 色彩・音楽・ダンスが爆発していて、映像だけでも楽しい!まさにカラフルなミュージカル絵本。
- 家族全員キャラ濃すぎ問題(笑)。筋肉姉・天才いとこ・消えたおじさんなど…。ちなみに筋肉担当の姉の声優を務めたのは、”3時のヒロインのゆめっち”。オーディションで勝ち取っただけあり、その実力は確か。
- 魔法よりも“家族のつながり”の方が大事なんだと思わせてくれる、静かな感動のラスト。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:400円(吹替・字幕)
・DVD:なし
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【あの夏のルカ】(2021)

【対象年齢】
幼児から〜
【ジャンル】
友情・夏・ファンタジー
【あらすじ】
海の世界で育った少年ルカは、陸にあこがれて人間の町へ足を踏み入れる。ひと夏の友情と、初めて知る世界の広さに心が揺れる物語。
完成度 ★★★★★★★★☆☆
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★★★★★
- 夏のイタリアの港町・ジェラート・ベスパ・海。『魔女の宅急便』っぽい雰囲気で、映像と音楽だけでも気持ちよすぎる世界観。
- 人間の姿と海の姿を行き来する設定が可愛らしく、ピクサーらしいワクワク感がしっかりある。
- 正直、前半〜中盤は「子ども向けかな?」と思わせるくらい、ゆるくて平和。しかし、ラスト20分の感情爆発がヤバい。油断してた分、号泣…(;ω;)
- 別れ・友情・「応援することも愛」という想いが静かに刺さる。涙量で言えば、今回紹介する作品の中では最も泣いた。
- 大きな悪役も派手なバトルもない。“小さな港町での、小さな友情の物語”なのに、気づいたらとても心が満たされる1本。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:2600円(販売のみ)
・DVD:なし
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【ソウルフル・ワールド】(2020)

【対象年齢】
小学校高学年以上〜大人向け
【ジャンル】
音楽・人生・哲学系
【あらすじ】
ジャズピアニストを夢見る教師ジョーは、思わぬ事故で“魂の世界”に迷いこむ。まだ生まれていない魂の少女・22番と出会い、人生と生きる意味を見つめ直す旅が始まる。
完成度 ★★★★★★★★☆☆
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★★★★☆
- 第93回アカデミー賞で長編アニメ賞&作曲賞を受賞。ゴールデングローブ賞など主要アワードも総ナメ。
- 魂の世界のビジュアルが独特すぎて「こんな世界観どうやって思いつくの…!?」というレベルでピクサーの想像力が炸裂。
- 見た目はかわいいのに内容はとても深い。「生きるって何?」をここまで真正面から描いたディズニー作品は他にないかも。
- 子どもにはちょっと難しいけれど、大人になると刺さる。「夢を叶えることだけが人生ではない」と静かに教えてくれる、優しくて苦い余韻。
- 音楽・日常・呼吸や風景の描写が心をそっと掴んでくるタイプの感動。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:2600円(販売のみ)
・DVD:なし
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【星つなぎのエリオ】(2025)

【対象年齢】
小学校高学年以上〜
【ジャンル】
SF・ファンタジー・友情・コメディ
【あらすじ】
両親を亡くし孤独に過ごしていた少年エリオが、突然“地球の代表”として星々の世界「コミュニバース」に招待される。敵と味方という立場を超えて出会った少年グロードンと心を通わせ、エリオは少しずつ“自分の居場所”を見つけていく—。
完成度 ★★★★★★★☆☆☆
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★★☆☆☆
- 両親を失った“エリオ少年”の宇宙代表物語。基地で働くおばに育てられるエリオは、学校でも家でも浮き気味。そんな彼が、突然“地球の代表”として宇宙へと招かれる。
- みんなの中心にいるタイプより、趣味に没頭していたり、教室のすみっこが落ち着く…そんな、ちょっと内気な子のほうが刺さる物語。
- 敵側の息子グロードンとの友情が良い。恐れられた将軍の息子だけど、実は優しくて戦いたくない子。 “親に分かってもらえない2人”が自然と心を通わせるのが胸熱。
- エイリアンたちのデザインがとにかく魅力的!体が光る種族、ゼリー状の生命体…奇抜なのにどこか優しく、まるで子ども版「スター・トレック」?
- 派手な宇宙だけど中身はすごく平和的。“対話”と“理解”が中心で、家族で安心して見られる。ラストの落としどころもほっこり。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:2600円(販売のみ)
・DVD:なし
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【2分の1の魔法】(2020)

【対象年齢】
小学生以上〜
【ジャンル】
冒険・兄弟・ファンタジー
【あらすじ】
魔法がすたれた世界で暮らす少年イアンは、亡き父を1日だけよみがえらせる魔法を手に入れる。兄バーリーと共に、父の姿を完成させるための“最後の魔法”を探す冒険に出る。
完成度 ★★★★★★★☆☆☆
世界観 ★★★★★★★★☆☆
感動 ★★★★★★★★★☆
- ピクサー作品の中でも“父親不在・喪失の描写”がかなり繊細。父親との記憶が薄い人には、静かにグッとくるタイプ。
- ロードムービー系ピクサーとしては珍しく、魔法アイテム集めやダンジョン要素もあり、地味にRPGっぽい。「ピクサー版ロード・オブ・ザ・リング」とも。
- 魔法が消えかけた世界で、テクノロジーばかり進化している…という設定が新鮮。ユニコーンがゴミあさってるファンタジー、他で見たことない。
- 前半はゆるめの冒険が続くため、正直「これ、ずっとこのノリ…?」と思う人もいるかも。ただ、ラストで一気に感情をさらわれるタイプ。
- 感動の刃が刺さるのは、むしろ大人。「あ、これ兄じゃなくて父親の話でもあるんだ…」と気づく瞬間が泣ける。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:吹替399円・字幕550円
・DVD:なし
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【私ときどきレッサーパンダ】(2022)

【対象年齢】
小学校高学年以上〜
【ジャンル】
ティーン・家族・コメディ
【あらすじ】
まじめな13歳の女の子メイは、ある日突然、強い感情でレッサーパンダ姿に変身してしまう体質に。学校・友だち・厳しいお母さんとの間で揺れながら、自分の気持ちと向き合っていく思春期ファンタジー。
完成度 ★★★★★★☆☆☆☆
世界観 ★★★★★★★☆☆☆
感動 ★★★★★★★☆☆☆
- ピクサー初のアジア&女性監督。だからこそ「娘としての苦しさ」「母としての愛情」の描写が妙にリアルで刺さる。
- 主人公メイの感情が爆発すると”巨大レッサーパンダ”に変身!というカオスな設定だけれど、思春期の体の変化や情緒不安定を上手くたとえたファンタジー。
- 女子の“推し活・友だち・生理に関するエピソードや反抗期”がリアルで、ディズニーの中でも1番“女の子の本音”が詰まった映画かも。
- しかしお母さんの過保護っぷりには「これもう毒親寸前では…!?」。母娘の距離感が刺さるか、しんどいかは人による…。
- テンション高めのビジュアルに、最初は「ちょっと騒がしいかも…」と感じる人も(笑)。でも後半はちゃんと家族愛に着地。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:2600円(販売のみ)
・DVD:なし
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【チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ】(2022)

【対象年齢】
小学校以上〜大人向け
【ジャンル】
コメディ・アクション・アニメ×実写の融合
【あらすじ】
人気絶頂だったコンビ“チップとデール”は、仲たがいして解散。30年後、誘拐事件をきっかけに再びタッグを組み、アニメ界の裏で消えた仲間を救う大冒険に挑む―。
完成度 ★★★★★★★★☆☆
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★★★☆☆
- チップとデールのアニメを見たことのない私からしたら「…森で木の実でも食ってるだけじゃないの(・ω・)?」と思っていたので、こんなに壮大な話だと思わずにビックリ。(この2人、兄弟じゃなかったんだ…!?)
- 子ども向けに見えて“完全に大人向け”のメタコメディ。『リトル・マーメイド』の”サカナ”が借金のカタに拉致され整形?され、海賊版に出演させられるって…ディズニーが攻めすぎててスゴいw
- さらにはディズニーだけじゃない! 他社キャラも容赦なく登場。ETのポスター、シュレック系のパロディ、バットマンなど、細かすぎて全部拾えないレベルのネタが点在。“レジェンドアニメの墓場”みたいな世界も出てきて、アニメオタクなら震える。
- しかし、ドラマもしっかり!チップとデール、2人の再タッグが胸アツ。仲違い→再会→事件発生→再び相棒へ…という王道の流れで、コメディなのに友情がちゃんと熱いのが最高。2人の出会いエピソードは泣ける…(;ω;)
- Disney+“完全独占”で、レンタルも販売も一切なし。…でも!ここで紹介する中では最も「騙されたと思って観て欲しい」作品。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:なし
・DVD:なし
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【バズ・ライトイヤー】(2022)

【対象年齢】
小学校高学年以上〜大人向け
【ジャンル】
SFアクション・冒険・仲間との絆
【あらすじ】
トイ・ストーリーでおなじみの“あのバズ”のモデルになった宇宙レンジャーの物語。仲間と共に危険な惑星に取り残されたバズは、みんなを地球へ帰すため、未来へ進み続ける使命に挑む。
完成度 ★★★★★★★☆☆☆
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★★☆☆☆
- 『トイ・ストーリー』のバズが映画化!…と思いきや、本作は “おもちゃのバズ” ではなく、アンディが子どもの頃に観て憧れた映画の中のバズの物語。
- そのため、ファンが期待していた“いつものバズ”とのギャップが大きく、さらに女性同士のキスシーンというLGBT表現が14か国以上で上映禁止となり、興行不振に拍車をかけた。
- 宇宙・タイムリープ・失敗とやり直し…というテーマは、子どもより大人向けのSF。明るい冒険を期待すると「あれ?」となるかも。
- ただし、宇宙の描写・時間のズレ(相対性)など、SF世界の作り込みはピクサーの中でも映像技術トップレベル。個人的にメカ猫”ソックス”は、すべてのアニメキャラの中でもダントツの可愛さ。
- ストーリーはむしろ緻密で、SF好きや大人にはしっかり刺さる内容。バズに期待しすぎず“単体のピクサーSF作品”として観れば普通に良作なので、損をしているもったいない作品…。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:400円(吹替・字幕)
・DVD:なし
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【プリンセスと魔法のキス】(2009)

【対象年齢】
小学生以上〜
【ジャンル】
恋愛・音楽・ファンタジー
【あらすじ】
夢はレストランを開くこと─そんな働き者の少女ティアナが、カエルの姿に変えられた王子と出会う。ひとつのキスから、魔法と冒険と恋が動き出す“新しいプリンセス物語”。
完成度 ★★★★★★★★☆☆
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★★☆☆☆
- 「このプリンセス、知らなかった…」という人もいるのでは?実はディズニープリンセスの中でも知名度は控えめな“隠れ良作”。
- ディズニー初のアフリカ系プリンセスが誕生した記念すべき作品。しかも、手描きアニメとしてはこれがディズニー最後の長編映画。レトロで美しい…!クラシックな質感が最高。
- 舞台はジャズの街・ニューオーリンズ。ノリのいい音楽と魔法が混ざり合い、観てるだけで体がリズム取っちゃう心地よさ♪
- ティアナは「王子様待ち」でなく“自分の夢を叶える”タイプの努力系ヒロイン。アナ雪以前に「自立する女性像」を描いていた、実は先駆け的プリンセス。
- ラストは王道だけれど、音楽と映像のハーモニーが本当に美しく、心がふわっと温かくなる。ディズニープリンセス好きならばぜひ押さえておきたい1本。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:440円(吹替・字幕)
・DVD:あり
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【ストレンジ・ワールド】(2022)

【対象年齢】
小学校高学年〜
【ジャンル】
SFファンタジー・家族・アドベンチャー
【あらすじ】
伝説の冒険家の家系に生まれた少年サーチャーは、父と意見が合わずに家を飛び出す。数年後、未知の地下世界で再会した親子が、世界を揺るがす“ある真実”に迫っていく—。
完成度 ★★★★★★★☆☆☆
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★☆☆☆☆
- 実は、ディズニー史上最もコケてしまったと言われる本作…。環境や多様性などメッセージ性の多さと、宣伝の弱さで観客層が定まらず、結果的に埋もれてしまった。
- 登場人物に同性愛を公に描いたキャラクターもおり、『バズ・ライトイヤー』同様、一部の国では上映中止に。
- …しかし、実際に観るとこれが結構おもしろい!地底という未知の世界を舞台にした冒険がワクワクするし、アドベンチャーものとしての見応えはあり。有機的で鮮やかな映像は本当にキレイ。
- ただ、親子・環境・多様性・探検…と、1本の映画に4つ分くらいの題材が入ってる印象。そのぶん、見る人によって感じ方もかなり違いそうではある。
- 世間では賛否あるけれど、ちゃんと観ると“誤解されてる名作”かも…!?ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:440円(吹替・字幕)
・DVD:なし
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【ウィッシュ】(2023)

【対象年齢】
小学生以上〜
【ジャンル】
ミュージカル・ファンタジー・ヒューマンドラマ
【あらすじ】
願いが叶う王国で、誰もが王様に自分の“願い”を託して生きていた。けれど若き少女アーシャは気づく──本当にそれで幸せ?自ら星に願いをかけた瞬間、彼女の運命が大きく動き出す。
完成度 ★★★★★★★☆☆☆
世界観 ★★★★★★★★☆☆
感動 ★★★★★★☆☆☆☆
- 100周年を記念した「ディズニーの原点回帰」作品。…が、節目の作品にしては知名度がイマイチで、“100周年なのに静かに終わった作品”という少し寂しい印象も。
- 星・王国・魔法・プリンセスというディズニーのエッセンスを詰め込みつつ、手描き×3Dの柔らかい質感など、映像はさすがのディズニー。視覚的にはまさに“魔法そのもの”。
- でも、いい意味でも悪い意味でもすごく安全運転。物語のテンポもテーマもまっすぐで、“もう少し攻めてもよかったのでは…?”とも。
- 大人目線だと物足りなさは否めないけれど、難しい伏線や深いメッセージがないぶん、小さな子どもでも純粋に楽しめる内容。
- 「願いを誰かに託すのではなく、自分で歩き出す」というラストが心地よい。泣くほどではないけど、観終わったあとに“観て良かったな”と思える1本。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:440円(吹替・字幕)
・DVD:なし
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❷ シリーズ・続編系の隠れ名作 2選
続編だからとスルーしていた人も多いのでは?
実は1作目を超える感動と完成度を誇る、シリーズの“再発見系”作品をご紹介!
【ファインディング・ドリー】(2016)

【対象年齢】
幼児から〜
【ジャンル】
アドベンチャー・家族・ヒューマンドラマ
【あらすじ】
物忘れの激しいドリーが、ふとしたきっかけで“離れ離れになった両親の記憶”を取り戻す。仲間たちと共に、海を越えて家族のもとを探す大冒険へ―。
完成度 ★★★★★★★★☆☆
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★★★★☆
- “ドリーが主役!?”と最初は思うけど、前作よりもドラマ性が強く、テンポも抜群にいい。小さい子どもでも迷わず楽しめ、大人も泣かされる…。
- ドリーの“物忘れ”は、実は軽いハンディキャップの表現でもある。親子で“人の個性や生きづらさ”について話すきっかけにもなる、優しいテーマ性も。
- 「できないことがあっても、それでも前に進む」ドリーの姿には、すごく勇気をもらえる。笑えて泣けて、これぞ親子で見たいディズニー映画決定版。
- 舞台は海だけじゃなくて水族館!多彩な舞台が美しく描かれ、映像の完成度はさすがピクサー。タコのハンクをはじめ、新キャラの動物たちがどれも魅力的で見どころ満載。
- まさかの「八代亜紀」の登場にはクスッと…(吹替版)。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:購入2600円(吹替)、440円(字幕)
・DVD:あり
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【カーズ3/クロスロード】(2017)

【対象年齢】
小学生以上〜
【ジャンル】
スポーツ・成長・ヒューマンドラマ
【あらすじ】
ベテランレーサーのライトニング・マックィーンは、次世代の若きマシンたちに押され始めていた。引退を意識しながらも、もう一度走るための“最後のレース”に挑む―。
完成度 ★★★★★★★★★☆
世界観 ★★★★★★★★☆☆
感動 ★★★★★★★★★☆
- 2作目がイマイチだったからと(笑)3作目をスルーしてる人いませんか?実はこの3作目こそがシリーズの真骨頂。スピードよりも“人生の走り方”に焦点を当てた、ピクサー屈指の“渋い名作”。
- テーマはずばり、衰えと世代交代。マックィーンが若手に追い抜かれ、現実を突きつけられる姿が切なくてリアル。それでもあきらめない姿に胸が熱くなる。
- レースシーンはシリーズ随一の完成度。スピード感も映像も、ピクサーの技術が詰め込まれていて、大人でも鳥肌が立つレベル。
- 新キャラのクルーズが最高。ただの後継ではなく、“夢を託す勇気”を描いた展開に涙腺が崩壊。
- 子どもには“夢を追う話”、大人には“夢を託す話”。シリーズを見てきた人ほど深く刺さる、まさに“完結編にふさわしい名作”。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:440円(吹替・字幕)
・DVD:あり
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❸ Disney+で観られる異色アニメ3選
製作は違うけれど、ディズニーが配給した名作もあります。
ティム・バートン製作など、ディズニーらしからぬダークで幻想的な世界観を楽しめる3本は、Disney+で観られる“裏・名作枠”!
【ナイトメアー・ビフォア・クリスマス】(1993)

【対象年齢】
小学校高学年〜
【ジャンル】
ダークファンタジー・ミュージカル・恋愛
【あらすじ】
ハロウィンタウンの王・ジャックは、毎年同じお祭りに飽き飽きしていた。ある日“クリスマス”の存在を知った彼は、自分流のクリスマスを作ろうと動き出すが―。
完成度 ★★★★★★★★☆☆
世界観 ★★★★★★★★★★
感動 ★★★★★★★★☆☆
- 子ども向けアニメと思って観るとビックリするかも!?登場キャラは、ガイコツ・ゾンビ・虫の化け物たち。ビジュアル的にはちょっと怖いけど、怖さの奥に優しさがある“ダークかわいい”世界。
- 見た目はホラー、中身はロマンチック。ダークで風変わりな世界の中に“恋と孤独と希望”が詰まっていている、ティム・バートンらしい永遠の名作。
- ストップモーションの質感が圧倒的。30年以上前の作品とは思えないほど繊細で、今見てもアートとして通用するレベル。
- 物語は“居場所を探すジャック”の成長譚。退屈な日々に飽きた彼が、新しい自分になろうとあがく姿が切なくて可愛い。大人が観ると「わかる…」ってなるやつ。笑
- 全曲がクセになるほどキャッチーで、ハロウィンとクリスマスの両方の定番ソングがここで誕生。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:440円(吹替・字幕)
・DVD:あり
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【ジャイアント・ピーチ】(1996)

【対象年齢】
小学校高学年〜
【ジャンル】
ダークファンタジー・アドベンチャー・アニメ×実写の融合
【あらすじ】
両親を亡くし、意地悪な叔母にこき使われていた少年ジェームズ。ある日、魔法の桃が巨大に成長し、彼はその中で不思議な虫たちと出会い、冒険の旅へ出る―。
完成度 ★★★★★★★★☆☆
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★★★☆☆
- ティム・バートン製作の“ダークかわいい冒険ファンタジー”。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』が好きな人なら絶対ハマるタイプ。
- 虫たちがただの“仲間”ではなく、ジェームズにとっての新しい家族。トラウマや孤独を抱えた少年が、少しずつ心を開いていく姿が切なくて美しい。
- 前半は実写、桃の中に入るとコマ撮りアニメに切り替わる構成。現実と夢の境界がぼやけるような演出で、まるで絵本が動き出したよう。
- 映像はちょっとクセがあるけれど、光と影のコントラスト、キャラクターの造形、海を飛ぶ巨大な桃など、独特の魅力が。
- 子どもが観ればワクワク、大人が観ればじんわり泣ける。実は人生や喪失をやさしく描いた、心のリセット映画。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:なし
・DVD:あり
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【フランケンウィニー】(2012)

【対象年齢】
小学校高学年〜
【ジャンル】
ダークファンタジー・ホラー・感動ドラマ
【あらすじ】
少年ヴィクターは、最愛の愛犬スパーキーを事故で亡くしてしまう。悲しみに暮れる中、科学の力でスパーキーを“蘇らせる”ことに成功するが―。
完成度 ★★★★★★★★☆☆
世界観 ★★★★★★★★★☆
感動 ★★★★★★★★★☆
- 死んだペットを“科学で蘇らせる”という禁断のテーマ。しかしそれを、恐怖ではなく“純粋な愛の暴走”として描くあたりが、さすがバートン。
- モノトーンの世界なのに温かく、むしろ色があるより感情が伝わる不思議な映画。
- 「愛犬が生き返る」って、誰もが1度は夢見ること。ペットを失った人なら序盤から泣ける…。生と死のテーマを子ども目線で描くので、悲しいのに優しい。
- 変わり者の少年、奇妙な町の人たち、ちょっとブラックな笑い。すべてが“バートンワールドの集大成”。
- “亡くなっても、心の中では生き続ける”という普遍のメッセージ。小学生でも泣けて、大人になるとさらに深く刺さる。ホラーを超えて、“愛の物語”として語り継がれる1本。
配信情報(2025年11月現在)
・Disney+:◯
・アマプラ:440円(字幕のみ)
・DVD:あり
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アマプラで3本観るなら、こっちが早い??
1本あたり約440円のレンタルを3本観たら、それで1,300円近く…。
Disney+は月額1,140円でディズニー&ピクサー見放題なので、実はその方が断然おトク。
1ヶ月だけ入って、長期休みに“ディズニー漬け”もおすすめ◎

気になった作品は、ぜひDisney+でチェックしてみてください♪
Disney+で配信中!バートン監督が描く孤独と優しさの傑作
Disney+オリジナルのホラー映画…!
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